胸が垂れる原因と対策
カギを握る「クーパー靭帯」とは?
バストが垂れる3つの原因
乳房組織の変化
若い女性の乳房は乳腺組織が豊富にありますが、年齢を重ねた女性の乳房では乳腺組織が退縮して脂肪の割合が高くなります。このように、加齢とともに乳腺組織と脂肪組織の割合が変化することで、かたい乳房からやわらかい乳房へと変化して下垂しやすくなります。
皮膚の変化
年齢を重ねると、顔の皮膚と同じようにバスト表面の皮膚も弾力性や柔軟性が失われ、バストを支える力が衰えていきます。
「クーパー靭帯」が伸びる
クーパー靭帯は年齢を重ねると重力に負けて伸びやすくなります。また、激しいスポーツによるバストの揺れなどもクーパー靭帯が伸びる要因に。クーパー靭帯は一度伸びると元の状態に戻すことはできません。
この記事の監修者
東京美容外科 熊本院 院長神戸優子
日本形成外科学会専門医。大学病院形成外科・顎顔面外科で約10年にわたり研鑽を積む。現在は東京美容外科熊本院の院長として、目元やバスト、お肌など様々なお悩みを持つ患者様と日々向き合い診療を行う。
Website:https://www.tkc110.jp/kumamoto/