【50代のこよみ養生Vol.4】老化度は冬で差がつく!東洋医学式・冬のアンチエイジング
50代が気になる老化現象は冬に現れやすい
腎というとまず思い浮かぶのは腎臓の排尿機能かもしれませんが、東洋医学における腎の働きは「精気」を貯蔵する働きが中心となります。精気とは”生命力のもと”で、まさに植物の根に蓄えられている栄養分のようなもの。実は、この腎の精気の状態は加齢によるさまざまな不調と深く関わっているため、腎の季節である冬をどう過ごすかが老化度を大きく左右するのです。腎が関連する老化現象には次のようなものがあり、特に冬はこれらの不調が現れやすくなります。
・足腰の不調
腎は腰に位置しているため、足腰と深い関係があります。足腰の筋肉が衰えると腎の働きも低下し、また腎に負担がかかると足腰が弱くなって腰痛や足腰のだるさなどが現れやすくなります。
・性機能の低下
腎の精気には女性ホルモンに相当する働きもあり、性機能にも深く関わっています。さまざまな更年期症状が深く関連するほか、美容面の老化にも大きく影響します。
・骨がもろくなる
腎の精気は骨髄を養うものでもあるため、腎の働きが弱くなると骨がもろくなりやすいほか、歯がぐらつく、欠けやすくなるなどの不調も起こりやすくなります。
・髪の乾燥、白髪、脱毛
髪のつやや豊かさは、血(けつ≒血液)が十分に満たされていることで生まれるもの。血は腎の精気から作られるため、腎が弱くなると血が不足し、髪の乾燥、白髪、脱毛などが現れます。
・耳鳴り、聴力低下
腎の精気は聴覚にも関連しているため、腎が弱くなると耳鳴りや聴力の低下などが現れやすくなります。
・頻尿、尿もれ、夜尿
腎には体内の水分バランスを保つ働きもあり、排尿をコントロールしています。そのため腎の働きが低下すると、頻尿、尿もれ、夜尿などが見られるようになります。
どれも私たち50代女性が気になる不調ばかり。冬は腎の働きが活発になる半面、ケアを怠るとその働きが低下しやすいため、こうした老化現象が現れやすくなるのです。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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