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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

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【人気スタイリストの私服拝見!】平井律子さんの“テーラードジャケット”着まわし4パターン

大人のおしゃれ手帖編集部

オーバーサイズジャケットは、50代女性が持っていると便利

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雑誌「大人のおしゃれ手帖」や、大人世代向けのブランド、カタログなどを多数手がける、人気スタイリストの平井律子さん。
平井さんが、この秋冬に大人世代におすすめしたい、というのは「テーラードジャケット」です。
「テーラードジャケットを買ったのは20年以上ぶり」という平井さん。着まわしの便利さを、ご自身の私物コーディネートで教えてくれました。

50代女性のマストハブは「ジャケット」!
「ピシッ」×「フワッ」で甘辛バランスがとりやすい

着まわしたのは、札幌のブランド「the last flower of the afternoon」のジャケット。

「ずっとジャケットを探していたのですが、納得いくものが見つからず……今年の秋冬展示会でこのジャケットに出合い、何回も試着して悩みに悩んで購入。結果、とてもよく着てます。買ってよかった」という平井さん。
 おしゃれ手帖世代にジャケットがおすすめな理由は、大人の女性らしいきれいさが出ること。
「私の私服は、ちょっと“フワッ”と柔らかさを入れてコーディネートすることが多いので、こんな“ピシッ”としたこのジャケットがあると、重宝するんです」
 オーバーサイズなので、カッチリしすぎず、きれいめカジュアルな着こなしになるのも使いやすいポイントだとか。

上までボタンを留めると印象がガラリとチェンジ。

着まわしたジャケットは、札幌のブランド「the last flower of the afternoon」のもの。
メンズのジャケットのような仕立てのよさがポイント。
ボタンを上まで留めることもでき、クールでよりかっこいい印象に。

 では、コーディネートのポイントを見ていきましょう。


ベスト×ジャケットで、ガーリーなワンピースを引き締めて

ジャケット×ベストできちんと感アップ・ベスト……韓国のブランド「UNE MANSION(ユヌマンション)」
・ワンピース……ノーブランド
・かごバッグ……エバゴス
・シューズ……プレインピープル

「ここ数年のベスト流行りに乗っかって、ニットベストは何枚か持っているのですが、この黒いベストはZOZOTOWNを見ていたときに偶然見つけたもの。お値段も手頃だったので衝動買いした一着です」
試着なしで購入したそうですが、
「ゆったりしているけど、色と形がベーシックなので、キチンと感も出て本当に便利」。
ワンピースだけだとガーリーになりすぎるところをピリッと引き締めてくれています。

「モノトーンのコーディネートでややさみしかったので、青い靴下で挿し色を。白い靴は本当に便利で、よくはいてます」。
特に、この「プレインピープル」の靴は、はきやすくて歩きやすくて、4足持っているのだとか。

仕上げのバッグはかご。
「バッグまできちんとしてしまうと、まとまりすぎてしまうので、かごで外しています。これが私の定番スタイルです」。


ジャケットがあれば、「ワンマイルウエア」も品よく

ジャケットが一枚あるだけで、パーカ×スカートもきちんと見え・パーカ……ハリス
・インの裾フリルタンクトップ……パドカレ
・リネンスカート……コロニー
・かごバッグ……マルシェ
・シューズ……トゥジュー

「“ちょっとそこまで”の格好なのに、ジャケットをはおれば様になる」という見本のようなコーディネート。
楽してきちんと見える、大人カジュアルなスタイリングです。
「パーカにスカートだけだと、さすがにワンマイルウエア感が強くなりすぎるので、裾フリルのタンクトップを合わせています。
このタンクトップがまた優秀で、なんてことないコーディネートがこれだけで華やかになります。めちゃくちゃ使える!」

そしてこちらも仕上げはかごバッグで。
マルシェのかごは大好きで5個くらい持っているそうですが、なかでもこちらはニットの冬用のかごです。

足元は白のレースアップ。
「スニーカーを合わせるとややカジュアルになりますが、ひも靴やローファーを合わせるとどんな格好でもきっちり見えます」


デニムが似合わなくなってきた……という人に朗報! 重ね着仕様でおしゃれに

デニム合わせで、ワンピースの甘さを軽減・レースワンピース……エリテ
・ニット……プラスオトハ
・デニムパンツ……トゥジュー
・かごバッグ……レクタングル
・シューズ……プリュス バイ ショセ

ワンピースのままだとかわいすぎる、というときには、仕上げにデニムを合わるとよいのだとか。
「“重ね着は難しい、という方もいますが、そう見えるだけで、色を揃えれば簡単だし、おしゃれに気を使っているふうに見えてよいですよ」
年々体形も変わり、シンプルに着るデニムが似合わなくなってしまった、という人も多いと思いますが、「それでもデニムが着たい!」というときにも、こういうスタイルがおすすめです。
平井さん自身も、デニムはほぼ100%ワンピースに合わているのだそう。

合わせる小物は「去年自分で編んだ」というニットの持ち手をつけたかごバッグと、レースアップシューズ。
「冬は革靴やブーツばっかりはいています」

レースワンピースはこの秋にエリテで購入。「エリテは可愛すぎない大人のガーリーが本当に上手! エリテのレースや刺しゅう物が大好きすぎて、ワンピースだけでも5着持っています」


総柄のワンピースはシンプルに着こなすのが◎

総柄のワンピースはシンプルに着ると大人見え・ワンピース……トゥジュー
・カシミヤストール……トゥジュー
・かごバッグ……有製咲処(別府の竹職人さんに注文して購入)
・シューズ……トゥジュー

今回、一番シンプルなコーディネート。
“総花柄のワンピースは重ね着するとガーリーになりすぎる”ため、一枚で着ることが多いそう。
去年までは、ロングカーディガンやローブを合わせていたそうですが、
「今年買ったこのジャケットを合わせたら、去年までの印象と打って変わってワンピースまで新鮮に!」

大きいストールをぐるぐると巻くのも、平井さんのお気に入りのスタイル。
大判ストールは数え切れないほど持っているという平井さんですが、よく使うのはほぼ「トゥジュー」というブランドのもの
「5〜6枚持っていて、触り心地が抜群です!」

バッグはここでもかご。
「どこか外さないと気が済まないので、お仕事のとき以外はほとんどかごバッグです。
このかごは丈夫で、中が布張り、蓋もついてて本当に使いやすいです」


撮影/梶田麻矢(STUDIO e7) スタイリング/平井律子

◎平井さんのインスタグラムはコチラ

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  • オーバーサイズジャケットは、50代女性が持っていると便利
  • 着まわしたのは、札幌のブランド「the last flower of the afternoon」のジャケット。
  • 上までボタンを留めると印象がガラリとチェンジ。
  • ジャケット×ベストできちんと感アップ
  • ジャケットが一枚あるだけで、パーカ×スカートもきちんと見え
  • デニム合わせで、ワンピースの甘さを軽減
  • 総柄のワンピースはシンプルに着ると大人見え

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