おうちdeサウナ Vol.2
〜初心者でも簡単にできる 基本の準備と入り方〜
近年、おしゃれなサウナ愛好家(サウナー)が増加中です。
サウナに興味はあるけれど、なかなか頻繁に行けない人のために、自宅でできる「おうちdeサウナ」をサウナクリエーターで美容家の笹野美紀恵さんに教わりました。
無理のない範囲で温冷交代浴を繰り返す
おうちdeサウナの場合、「熱いお湯につかる→水シャワー→休憩」というサイクルで、温冷交代浴を行います。
水シャワーを頭から浴びるのが不安な人は、背中や首の後ろ、脇の下にかければOK。
「脇の下には大きなリンパ管、背中や首の後ろには僧帽筋という大きな筋肉があります。
そこを水シャワーで冷やすと、代謝が上がりやすくなります」(笹野さん)
おうちdeサウナを続けると、汗腺が活性化して、サラサラした汗が出るようになります。
2週間くらい続けてみてください。
一般のサウナに行きたい人へのおすすめをうかがったところ、「公立のプールやスポーツ施設に、サウナが備わっているところがあります。
塩素を使わず清潔な施設もあるので、サウナ初心者も行きやすいですよ」
STEP1 準備
1. 浴室をスチーム状態にする
換気扇を止めた状態で、約42℃のお湯を湯船の7分目までためます。
浴室暖房があれば入れておくとより効果的ですが、なくてもOK。
2. お湯を張っている間に体を動かす
お湯がたまるまでの間は、ストレッチタイムに。
筋肉を動かしておくと、湯船につかったときに汗をかきやすくなります。
背中や下半身にある、大きな筋肉を動かしましょう(下のイラスト参照)。
どちらか一方でもOKです。
足を肩幅に開き、両手は肋骨の下に。5秒間かけておしりを落とし、5秒間で元に戻します。これを10回。
背中にしわを寄せるようなイメージで、両肩を10回回します。
3. 体を洗う
メイクを落として、体や髪を洗います。
4. 湯船に熱いシャワーをかける
湯船に熱いシャワーをかけ、湯気を出します。
STEP2 入浴(サウナ)
「入浴→水シャワー→休憩」のサイクルを、2セット行うのがおすすめです。
サウナ初心者や不安な人は1セットから始めてみて。
慣れてきたら3セット以上行ってもOKです。
1. お湯につかる
湯船につかる時間は約10分。
汗をかきやすくするため、肩に乾いたタオルなどをかけて。
2. シャワーを浴びる
湯船から上がって、頭から水シャワーを20秒ほど浴びます。
3. リビングなどで休憩
体をふいてバスローブなどをはおり、5分ほど休憩します。
水分補給も忘れずに。
1〜3を繰り返す。
おうちdeサウナ Vol.3〜スペシャルケアをプラス〜 へ続く!
教えてれたのは……
笹野美紀恵さん
日米でモデルとして活動後、株式会社ワンブロウを設立。飲食店や温浴施設などのプロデュースのほか、美容家としても活躍中。著書に『キレイをかなえる「しきじの娘」の速効サウナ美容』(主婦の友社)などがある。
撮影/枦木 功(nomadica) スタイリング/石井あすか イラスト/naohiga 文/寺本 彩
大人のおしゃれ手帖2022年9月号より抜粋
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