【50歳で移住にチャレンジ!】
田んぼの真ん中! コンビニもない生まれ故郷、名田島にお店を出します
~東京から山口へ 「ごはん屋さん」はじめます! vol.3~
<地域との関係づくり>
農家さんを訪れて交流を。「地元出身」が功を奏した
生まれ故郷の名田島にお店を出すことに決めた私は、移住してから地域との交流を始めました。「きまぐれ直売所」で販売のお手伝いをしたり、農家さんを訪れたり、野菜の出荷場所で出待ちをして突然、話しかけたりもしました。
みなさん、突然知らない人に話しかけられてびっくりされますが、幸いなことに「名田島の伊藤です、父親は〇〇です。約30年ぶりに戻ってきました!」と伝えると「〇〇さんの娘さんね! おかえりなさい」と温かく迎えてもらえました。
知らない土地に移住すると地域との関係作りから始まると思います。が、私の場合は地元だったため、受け入れてもらいやすかったことは、とても良かったと思います。
<50歳を迎えての心境の変化>
ごはん屋さんで故郷を元気にしたい!
地方では人口減少、少子高齢化などが進んでいる地域が増えていますが、名田島も例外なく急速に地域の元気がなくなっている状況です。「決意はしたけど、そういった場所でお店をやるのはリスクが大きいかも」そんな不安もありました。
しかし地域の方々と交流を深め、頑張っているみなさんを知っていくうちに、
「こんなに美味しい野菜があることを、もっと多くの人に知ってもらいたい。私は食堂を通して、地域を元気にするお手伝いをしたい」
という思いが強くなっていきました。若いころは「田舎には刺激がないから……」と、あまり帰省もしませんでした。50歳を迎えて自分の人生観も大きく変化した今、これからの人生や自分の故郷について、こんな思いを抱くようになるとは思っていなかったので、自分でも驚いています。
この記事を書いた人(写真・文)
1974年生まれ、山口県出身。50歳をむかえた2024年春、山口県へUターン移住。現在は、夢だった飲食店オープンに向けた準備を実行中。 インスタグラムにて店舗オープンに向けての情報を発信中です。
Instagram:@_base1974
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