【50代の体形変化】じっとしていても脂肪がよく燃える“太りにくい体”を作る食材とは?
気が置けない学生時代の友人たちが集まると、あの頃に戻ったかのような楽しいひとときに。けれど、そんなときにいやでも気になるのが、お互いの体形の差。昔に比べてずいぶん太ったなという友人もいれば、あの頃とあまり体形が変わらない友人も。同じ年なのに、なぜこんなに違いが出るの?
そこで池谷医院院長の池谷敏郎先生に、“太りやすい人”と“太りにくい人”の違いについて伺いました。
「安静時のエネルギー消費」が多い人ほど太りにくい
結論からいうと、“太りやすい人”と“太りにくい人”の違いは「エネルギー代謝」の差。エネルギー代謝とは食べたものを吸収分解してエネルギーに変換・消費する体のしくみのことで、呼吸などの生命維持のためのエネルギー代謝である「基礎代謝」、食事の消化活動にともなうエネルギー代謝の「食事代謝」、体を動かすことによるエネルギー代謝の「身体活動代謝」があります。
これらのエネルギー代謝は、体を動かさなくても行なわれる「安静時のエネルギー消費(基礎代謝と食事代謝)」と、体を動かすことで行なわれる「活動時のエネルギー消費(身体活動代謝)」に大きく分けられますが、実は1日に消費されるエネルギーの70%は安静時のエネルギー消費。この安静時のエネルギー消費が多い人ほど、同じ量を食べても太りにくい体質となるわけです。
エネルギー消費というと運動に焦点が当てられることが多く、「毎日運動しなければ」「体を動かさなければ」となるもの。でも、太りにくい体を目指すなら安静時のエネルギー消費を高めることが重要なんですね。
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