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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

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【50代のこよみ養生 Vol.7】2025年をエネルギッシュに過ごすカギは「冬至の日」の過ごし方!

TSUBO

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冬至の日の養生で、来年の春と夏をエネルギッシュに迎えよう

陰気が極まっている冬至の日は、体内の陽気は種火のように小さいもの。この小さな陽気を夏至に向かっていかに大きく育てていくかが、来年の春や夏をエネルギッシュに過ごすカギとなります。そこで冬至の日は、陽気が大きく育つように勢いづける養生を行いましょう。次にご紹介する養生法を、できる範囲内で実践してみてください。

◉朝日浴をする
冬至の日の朝日は生まれたての太陽の光。冬至の日に起きたらまず、窓際でこの朝日を15分程度浴びてみてください。日が短いこの時期はメンタルがネガティブになりやすいのですが、朝日を浴びることで気持ちをポジティブに切り替えやすくなります。

◉新しいことを計画する
古くは1年の始まりの日であった冬至の日。この日から何か新しいことを始める計画を立ててみてください。この日から始めたことは、冬至以降だんだんと大きく育つ陽気のように、きっと大きな成果につながるでしょう。

◉神社やお寺にお参りする
夜が長い冬至の時期は、恐怖心が強くなったり過去のトラウマがよみがえってきたりすることも。暗い気持ちを癒やしたいときは、近くの神社やお寺にお参りして太陽の復活に感謝の念を捧げてみてください。冬至祭や星祭りを行っている神社やお寺に足を延ばしてみるのもいいですね。

◉鶏肉、羊肉を食べる
冬至の日は、陽気を補う性質が強い鶏肉や羊肉をぜひ食べましょう。とくにむくみ、めまい、頻尿などが気になる場合は鶏肉を、冷え、足腰の痛み、下痢などが気になる場合は羊肉をとるのがおすすめです。

◉ゆず湯に入る
運気が上昇し始める冬至の日に、ゆずの強い香りで体を清めて邪気を払おうと考えられたのがゆず湯の始まり。東洋医学的に見ても、ゆずには体内のめぐりをよくして代謝を高める性質があるため、この時期に多いむくみや血行不良の改善に役立ちます。できればいつもより早い時間に入浴してゆったりとつかり、夜9時までに入浴を終わらせるといいでしょう。

◉1年でいちばん長く寝る
1年でいちばん夜が長い冬至の日は、1年で最も長く寝るのが理想的。できれば22時にはベッドに入るように意識して、もし無理でも日付が変わるまでには就寝しましょう。睡眠をとることは、陽気の火を大きくするためのガソリンを蓄えるようなもの。これまでの疲労をしっかりとってエネルギーを回復させ、陽気を大きく育てていきましょう。

冬至の日は太陽の恩恵に思いをはせつつ、心身を養生し、新しい年の健康を願って過ごしてください。

画像素材/PIXTA

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この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター TSUBO

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

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