【リフォーム成功事例】小林恭子さん
”アンティーク”を生かした開放感のある空間に
部分リノベで理想の住まいに様変わりさせた方のお宅を取材。
きっかけは? 重視したことは? どんなプロセスで? 体力のある今のうちがチャンス。
改めてお部屋を見直してみませんか。
今回お宅を拝見したのは・・・
小林恭子さん(50代後半)
息子が巣立ち、夫婦暮らし。現在は、弟の不動産会社に勤務。住まいに関する資格を取得し、自身の経験をリノベーションに生かしている。
〈データ〉
家族構成/夫婦2人
築年数/30年間
取り/2LDK→1LDK
専有面積/74.9㎡
工事費総額/約520万円(リノベ440万円+施工80万円)
リノベ会社/nu
リノベーション内装会社/リファクトリーアンティークス
施工期間/約2か月
住まいだけでなく人生までリノベできた
埼玉県在住の小林恭子さんは、8年前に自宅のリノベーションを決意。新築で購入した公団マンションで、築20年目のことでした。
「息子が家を出ることになったのがきっかけでした。一部屋空くので、夫婦それぞれに自分の部屋を設けることにしたんです」
そして、息子さんの部屋だった洋室は夫の部屋に、夫婦の寝室だった和室を洋室にリノベし、恭子さんが使うことになりました。
さらに、話しを進めていくうちに、キッチンも大幅に改造することに。
長年不満だった「狭くて薄暗いキッチン」が「明るく心地いい空間」になりました。
部屋のコンセプトは、恭子さんが20年かけて集めた「大切なアンティーク家具が似合う空間」。
そのため、リノベ会社には塗装などは施さない状態で引き渡してもらい、建具や壁の塗装などは当時から恭子さんがよく通っていたアンティーク家具を扱う「リファクトリーアンティークス」の手を借りることに。
内装工事に入った段階で、恭子さんも廊下で寝泊まりし、壁や床の塗装に参加。壁の色や建具、買い足す家具についても相談し、理想の空間作りが叶ったといいます。
「毎日、決めることとやることがいっぱいあって無我夢中でした。息子がいなくなって落ち込んでいたのに、その寂しさもすっかり吹き飛びましたね。ちょうど夫も単身赴任中だったので、私一人で、集中して考えることができたのもよかったと思います」
このリノベが転機となり、恭子さんはインテリアコーディネーターや宅建の資格を取得。
現在は不動産関係に勤めています。
「住まいだけでなく、人生までリノベーションできました。人生がこんなに変わるものかと、今でも痛感しています」
この記事を書いた人
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