【防災ライフハック】トイレや衛生用品
必須の「水の量」と「その代用品」を備えよう
地震大国の日本において「万が一」のことがいつ起こるか分かりません。
もしもの時に役立ち、普段の暮らしにもなじむ防災のアイデアをご紹介します。
教えてくれたのは・・・
冨川万美さん
東日本大震災の被災支援を行い、防災事業を中心としたNPO法人ママプラグを設立。東京都のプロジェクト「東京くらし防災」編集検討委員。
島本美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー、防災士として活躍。『もしもに備える!おうち備蓄と防災のアイデア帖』など著書は80冊を超える。
水を節約しつつ、衛生環境を保つ工夫を
備蓄の水の目安は、大人ひとりあたり1日約3Lといわれているそう。
「3Lは飲料水としてです。断水や交通網の寸断などで配給まで時間がかかる場合もあり、できれば水は7日分を備えておきましょう」(島本さん)
「冷蔵庫など普段から取り出しやすい場所と備蓄庫に分けてストックし、なくなったら補充していく循環消費を心がけて。常に備蓄量を把握でき、賞味期限切れも防水を節約しつつ、衛生環境を保つ工夫を火を使わずにポリ袋だけでも!切り干し大根とツナの赤ジソ和え即席レシピげます」(冨川さん)
そして飲料水以外にも衛生の維持に水は必要で、島本さんは「ペットボトル氷」の常備をすすめています。
「清潔なペットボトルに水道水を入れて冷凍庫へ。停電時にはそれが保冷剤代わりになり、溶けたら生活用水に。髪や手を洗う、歯磨き、洗濯などは水を使います。災害時、限られた水をどう使うか、何で代用できるかを考え、備えておくのも大切です」(島本さん)
また問題となるのがトイレ。
「災害用トイレは必須です。下水が逆流し、二次被害を起こすことがあるので、地震が起こった場合、水洗トレイは使用しないほうが良いでしょう」(冨川さん)
災害時のトイレの回数は、大人で一日5回が目安で人数分の用意が必要に。
他にも除菌などの衛生グッズや口腔ケアのアイテムなども備えておくと安心です。
災害時は飲料水だけでも一人1日3ℓが必要
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中!
※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR