【50代のこよみ養生 Vol.14】立春は「東洋医学式デトックス」で体をすっきり春モードに
チェックBが一番多かった人は、寒さが原因の血の滞り
チェックBが最も多かった人は、血のめぐりが滞ってつまっている可能性が高いタイプです。特にこの時期の血の滞りは冬の間の冷えが原因である場合が多く、冷えによって血管が収縮して血行不良となり、滞った血がドロドロの状態になってたまっていると考えられます。チェック項目に挙げた症状のほかに、針で刺すような痛みがあり夜に悪化しやすい、皮膚がガサガサしている、皮膚表面に細かい糸状の血管が浮いているなどの症状が見られる場合もあります。
血のめぐりをよくするためには気のめぐりをよくすることがポイントとなるため、まずはチェックAの養生法を実践しましょう。さらに、手足の冷えを取ることも大切なので、湯船にしっかり浸かって血行を促進すること、ウォーキングや軽いジョギングなどをして手足をよく動かすこと、立ちっぱなしや座りっぱなしなど長時間同じ姿勢になることも血行を悪くするので、こまめに伸びをする、腰をひねるなどの簡単なストレッチをすることもおすすめです。
食事面では、体を温めつつ血行を促進する酢、ターメリック、にら、しょうが、うなぎ、栗、マスタード、シナモンなどの食材をよくとるといいでしょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
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