【50代のこよみ養生 Vol.14】立春は「東洋医学式デトックス」で体をすっきり春モードに
チェックCが一番多かった人は、冷えと食事の不摂生による水分の滞り
チェックCが最も多かった人は、水分のめぐりが滞ってつまっている可能性が高いでしょう。冬の寒さによって体内の水分が冷えてめぐりが悪くなっているほか、脂っこいものや甘いものの食べすぎによって水分代謝が悪くなっている場合も。滞った水分がドロドロの状態となって体内にたまり、チェック項目に挙げた症状のほかに、口の中がネバネバする、汗がべたつく、下痢や軟便になりやすい、おりものが多いなどの症状もよく見られます。
体に余分な水分がたまっているため冷えやすく、冷えるとさらに水分のめぐりが悪くなるという悪循環に陥りやすいので、まずは体を冷やさないようにしましょう。冷たい飲みものや食べもの、生ものを控えめにし、常温以上のものを食べるように意識して体を温めてください。
また、水分のめぐりを悪くする脂っこいものや甘いものもできるだけ控えましょう。
体内の水分のめぐりをよくするためには、じんわりと汗をかくこともポイントです。自転車に乗るなどの軽い有酸素運動で汗を流すほか、入浴も汗がじんわり出るぐらい湯船に浸かるといいでしょう。
食事面では豆類、とうもろこし、貝類、海藻類、春菊、かぶ、白菜、さといも、豆乳、酢、マスタードなどの食材が、余分な水分の排出を助けてくれます。
冬の間にたまった老廃物をすっきりデトックスして、気持ちのいい春のスタートを切りましょう。
画像素材/PIXTA
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
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