「疲労回復」「睡眠」に効果的な入浴法
バスタイムを明日の活力に!
「睡眠と入浴」の関係
睡眠の問題が慢性化するとさまざまな病気のリスクが高まることも明らかになっています。ここでは睡眠と入浴の関係を見てみましょう。
深部体温が下がると眠りが訪れる
まずは睡眠のメカニズムについて。睡眠と体温には深い関係があり、わたしたちは深部体温(脳や臓器など体の奥深くの体温)が下がるときに眠りが訪れます。
深部体温は手足など皮膚の表面から熱を放散することで下がります。深部体温が下がるときは相対的に皮膚や手足の体温(皮膚温)が上がります。このとき、皮膚温の上昇が早いほどスムーズに眠りにつくことができます。
入浴後は熱が放散されて眠りがスムーズに
よりよい睡眠のためには就寝前の入浴が有効です。湯船につかると血行がよくなり、一時的に深部体温が上昇します。しかし、入浴後は血管が開いて熱が放散されやすい状態になっています。
つまり、入浴で深部体温を上げるとともに熱が放散されやすい状態をつくることで、就寝時の深部体温が下がりやすくなり、スムーズな睡眠につなげることができるのです。
この記事の監修者
睡眠健康指導士/入浴指導士大久保早絵
大阪を中心に展開する睡眠の改善を目的としたサロン「快眠ほぐしサロンすいみん」の統括マネージャー。サロン運営のみならず、アロマや入浴剤のプロデュースや、快眠をテーマにした温泉旅館「御宿コトブキ」のサービス監修にも携わっている。
Instagram:@suimin_ohkubo
Website:https://www.ortho-g.co.jp/hogureteya/suiminosaka/
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