【更年期世代のリアル】
神津まり江さん 「ずっと探していた何かが見つかったような気がする」
〜私を支えるもの〜
植物療法フィトテラピーの学びはまり江さんの暮らしの中心。ローズウォーターは朝、ネロリウォーターは夜に。更年期の症状の変化に合わせ、クラリセージやゼラニウム、パチュリー、ベチバー、サンダルウッドなどの精油を施す。「年齢によって必要な植物は変わります。昔は苦手だったチェストベリーのお茶が更年期になって飲めるようになりました、体は正直ですね」
「月の満ち欠けに合わせてケアをしたり、四立のタイミングで次の季節に備え始めたり、今や当たり前の心地よい習慣です」。月の朔望、二十四節気七十二候が記載されたカレンダーは、目に見えない大切なことを、忙しない日常の中で思い出させてくれ、心身を調える暮らしの道標にもなってくれる存在。「フィトテラピー・ヨガと並ぶ3本柱の1つ。健やかに快適に暮らすための、先人が培ってくれた秀逸なツール、頼もしいパートナーです」
どこのヨガスタジオに行けばいいのか悩んでいたら、夫に「自分が自分の先生になったらいいんじゃない?」と言われ、インストラクター養成講座に。教えることはしていないが、自分で自分の先生として6年。「セルフコンディショニング力が上がりましたし、いつでもヨガをするために、ファッションも、自分らしいスタイルを見出すことができました」
撮影/白井裕介 聞き手・文/石田紀佳 編集/鈴木香里
※大人のおしゃれ手帖2025年2月号から抜粋
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