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2025年3月号

2025年2月7日(金)発売
特別価格:1530円(税込) 
表紙の人:吉田羊さん

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マリメッコファッションの魅力 ~毎日ごきげん帖Vol.5~

河合 麻子

春のマリメッコ

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皆さんこんにちは。読者ライターの河合麻子です。
今回の「毎日ごきげん帖」(タイトル通りに毎日ごきげんとはなかなかいかず、まだまだ修行中です!)は、ファンになって16年、マリメッコのファッションについてレポートいたします。

2025年でもネットなら買える、注目のウニッコ60周年アイテムとは?

マリメッコの装い

皆さんご存じのファッションブランド、マリメッコ。フィンランドで1951年に設立されました。“Marimekko”は「マリーちゃんのドレス」という意味だそうです。1960年代にジョン・F・ケネディの夫人、ジャクリーン・ケネディが大統領選挙のキャンペーン中にマリメッコを身に着けて注目されたことは広く知られています。キャンペーン中にマリメッコを訪れ7着購入し、300もの新聞に取り上げられたとか。パリの高級ファッションを纏っていたことを批判されたケネディ夫人がフィンランドのコットンドレスを身に着けることでイメージアップを狙ったのだといわれているそうです。興味深いエピソードですね。こういったことが大きなきっかけとなり、マリメッコは世界中に知られていきました。

そもそも私がマリメッコを好きになったのは、妊娠中に着心地がよくハッピーな色柄を求めて購入したワンピースがきっかけでした。マリメッコの服の多くがコットン生地なので洗濯機で気兼ねなく洗えて育児中も大活躍。特にマリメッコのコットン・ジャージー素材のワンピースは着心地が柔らかく普段着にもおでかけにも重宝しています。さらに北欧らしい爽やかな色や柄からいつも前向きな気持ちになる“ごきげんの素”をもらっているように思います。

そして今回最初に、みなさんと「可愛い!」気持ちを共有したいのが、1964年にマイヤ・イソラによってデザインされた、ウニッコ柄デザインのアイテム。
昨年の2024年はウニッコ60周年だったのですが、その2024年に私が一目ぼれしたアイテム2点をご紹介します。

マリメッコのイヤーカフ

ひとつは、カレワラというフィンランドのジュエリーブランドとコラボのジュエリーです。60周年記念でウニッコ型のネックレスやピアスなどが発売されましたが、私はその中でも使い勝手の良さそうなこのイヤーカフに一目ぼれ。実は、このアイテムは、今もカレワラのオンラインショップで手に入れることができます(2025年2月28日時点)。

大人のマリメッコのスタイル

マリメッコのデニム

もう1点は、マリメッコ初となるデニムラインの「マリデニム」。このウニッコ柄デニムは一目ぼれながらも、着こなしが難しいかなと最初は躊躇しましたが、シンプルなTシャツやセーターを合わせる着方なら大人の粋な日常着になりそう!と購入。
2025年も春の新作デニムが次々と登場しています。

いつもプチプラのお買い物を楽しんでいますが、久しぶりにいいお値段のお買い物2点でした。「だって60周年ですものー!」(笑)。

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「普段の暮らしに上質なデザインを」を体現するマリメッコのワンピースは、着ていて楽しい!

マリメッコのワンピース

マリメッコといえば、素敵な色柄のワンピース!
ぱっと華やかになって気分があがります。写真は私の持っているワンピースを並べてみました。
「素敵だけど派手過ぎないかな? 私の年齢には幼稚じゃないかな?」とときに躊躇することもあるけれど、ほかのアイテムをシンプルにして派手さとのバランスをとったり、ミニ丈のマリメッコワンピースにはだぼっとしたパンツを合わせて脚を隠すなど、試行錯誤しながら楽しんでいます。
でもあまり難しく考えず「普段の暮らしに上質なデザインを」が北欧らしいスタイルでマリメッコファッションの醍醐味かなと思うので、普段のデニムやスニーカーと合わせて気張らず楽しんでいきたいです。

結局、私はマリメッコのテキスタイルを着ていると、自然とごきげんになってしまうようです。

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“すべての少年たち”という名のシャツ「ヨカポイカ」は、世代を超えて愛される名品!

マリメッコのシャツ

マリメッコの代表作のひとつ、「ヨカポイカ」。1956年にデザインされた “すべての少年たち”という名のシャツで、手書きの縦縞模様が特徴的なマリメッコ初のユニセックスデザインです。多くのファッションブランドが女性の体のラインがわかるドレスを作っていた時代に、流行を追わずユニセックスラインを打ち出すとは、時代を先駆けるセンスには目を見張るばかり。

写真の紫色とグレーのシャツの2着はキッズサイズのヨカポイカ。子どもたちが着られなくなったので私にお下がりとして巡ってきました(笑)。 

ヨカポイカのシャツに、無印良品のワンピース、ウニッコ柄のPCケース、コンバースを合わせて。

自分が生まれる前の1950年代からの名だたるデザイナーたちによるマリメッコデザイン。時代を超えた名作を身に着けているという特別感を味わうことのできるアイテムで、それでいて日常の生活シーンやファストファッションにも合わせやすい。「年齢や性別、流行にとらわれず自然体でいいよ」と言ってもらえているようで、大切な心地よいファッションブランドです。

春めくこれからの季節。
マリメッコのアイテムでおしゃれを楽しみ、ごきげんな日々を送りたいと思っています。

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読者ライター 河合 麻子

読者ライター河合 麻子

北欧の食器や雑貨、ヴィンテージのマリメッコなど掘り出し物を求めてのみの市やフリーマーケットなどに出かけることが大好き。夫と子ども2人の4人暮らし。北欧雑貨やプチプラアイテム、グリーンを取り入れた暮らしのアイデアを発信中!

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Website:https://ameblo.jp/mamaouenbroccoli/

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