最新ダイエットは「腸活」「睡眠」「せいろ」に注目!
2.良質な睡眠はダイエット成功のカギ
ダイエットや肥満の予防には食事や運動が注目されがちですが、実は睡眠にも深い関係があります。
睡眠不足は肥満のリスクを高める
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、睡眠不足を含め、睡眠の問題が慢性化すると肥満や高血圧、糖尿病などの発症リスクを高めることが明らかになっています。
また、「睡眠休養感」(睡眠で休養がとれている感覚)を高めることも重要で、睡眠休養感の低下が肥満や糖尿病、脂質異常症などと関連することも示されています。
睡眠には個人差がありますが、成人においては1日6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保するとともに、生活習慣の見直しなどで睡眠休養感を高めることが推奨されています。
50代女性の多くが睡眠に課題あり
「令和元年国民健康・栄養調査」によると、50代女性のうち1日の睡眠時間が6時間未満の人の割合は53.1%という結果でした。そのうち、1日の睡眠時間が5時間未満の人の割合は12.1%でした。
また、睡眠で休養がとれている人の割合は成人で7割程度という結果に。多くの50代女性にとって、睡眠時間の確保と睡眠休養感の向上は健康課題といえそうです。
睡眠の質を高める方法
睡眠休養感、すなわち睡眠の質を高めるためのコツをまとめました。
● 日中はできるだけ日光を浴びる
● 寝室にスマートフォンを持ち込まず、暗くして眠る
● 就寝の1~2時間前に入浴し、体をあたためてから眠る
● 就寝前はリラックスして過ごす
● 適度な運動習慣を身につける
● しっかり朝食をとり、就寝直前の食事を控える
● 夕方以降はカフェインの摂取を控える
● 大量のアルコール摂取や、眠るためにお酒を飲むこと(寝酒)は控える
● 禁煙する
睡眠の質を高めるには、規則正しい生活習慣で日中と夜間のメリハリをつけるとともに、就寝前はリラックスして脳の興奮を鎮めることが大切。運動習慣がない人は睡眠休養感が低いことも分かっています。
また、カフェインやアルコールのほか、タバコに含まれるニコチンは睡眠に悪影響を及ぼす可能性があり注意が必要です。生活習慣を見直して良質な睡眠をとり、太りにくい体づくりをしましょう。
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