【50代のこよみ養生 Vol.20】あなたは陰と陽、どちらに偏っている?春分は「陰陽バランス」を整えよう
冷えやすく余分な水分がたまりやすい「陰>陽」タイプの春分の過ごし方
チェックAに該当する項目が多かった人は、陰気が陽気より強い陰陽バランスが「陰>陽」のタイプで、冷えやすく余分な水分がたまりやすい傾向があります。普段、日中の外出が少ない、運動不足、偏食気味、朝食を抜いている、冷たいものを食べすぎているなどの傾向はありませんか? 「陰>陽」の陰陽バランスを整えるためには、陽気を補うことが課題です。春分の期間は、ぜひ次のポイントを意識してみてください。
・朝日浴をする
陽気は日光を浴びることで補うことができます。特におすすめなのは、新鮮な陽気を浴びることができる朝日浴。朝日を浴びながら深呼吸をして、自然界の新鮮な気(き=エネルギー)を体内にとり入れていきましょう。紫外線対策は忘れずに。
・ウォーキングをする
体をよく動かすと、体内で陽気が生まれて体が温まります。まずは激しい運動ではなく、ウォーキングなどの軽い運動を。朝日浴がてら早朝ウォーキングをすると、一石二鳥です。
・ドキドキワクワクした気分で過ごす
楽しい気分やワクワクした気持ちになることは、血行をよくし、気の流れをスムーズにして体を温めます。心が弾むような音楽や映画、お笑いなどを楽しんだり、花見や美術館めぐりといった心が豊かになるような予定を入れたりして、ドキドキワクワクした気分で過ごしてください。
・陽気を補う食材をよくとる
野菜類ならいも類・かぼちゃ・にら・ピーマン・たまねぎ・キャベツ・しょうがなど、肉類なら牛肉・鶏肉など、魚介類ならあじ・いわし・さけ・えびなどが、陽気を補う食材としておすすめです。調理法は煮る・炒める・揚げるなどがいいでしょう。なお、冷たい飲食物は控えめに。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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