【大人の京都】自分好みのイマドキな工芸が見つかる! 「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE」レポ
漆プロダクト「丹波漆プロダクト」(京都)
生産量が減少している国産漆の産地・丹波。丹波といえばの丹波栗をモチーフにしたこちらは、文鎮。ほぼ栗ですが、持ってみるとずっしりとした重さ。漆染めのハンカチは、初めて見ました。自然な発色だそうですよ。
革製品「日本スエーデン」(静岡)
もともとは「スエーデン鋼抜型」という型のメーカーが手がける革製品。ホットサンドのような耳が特徴的なバッグやシール容器のような小物には、スエーデン鋼抜型で抜いたレザーが使われています。巾着にヒントを得た「Relief Object」シリーズも素敵でした。
木工挽物「岸本挽物」(静岡)
挽物(ひきもの)とは、ろくろや旋盤で木材から削り出された製品のこと。スタヂオ・ヨーがデザインしたオブジェクトは、温かみのある木材で、無機物のような構造物を作ることで、かえって高い技術力が引き立つ逸品。
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