【50代のブラックフォーマル】理想的な選び方と喪服マナーをおさらい
ブラックフォーマルとは冠婚葬祭にふさわしい黒い衣服のこと。弔事が増える50代は喪服のマナーを押さえた格式のあるブラックフォーマルを持っておきたいもの。長く愛せる一着を選ぶためのポイントをご紹介します。
喪服のマナーをおさらい
お通夜やお葬式のときの喪服のマナーをご紹介します。
喪服の種類
喪服は3種類に分類され、格式が高い順に「正喪服」「準喪服」「略喪服」となります。状況に応じてふさわしい服装で臨みましょう。
● 正喪服
最も格式が高い喪服。葬儀や告別式などで喪主・遺族など主催側の人が着るものです。女性はブラックフォーマルのワンピーススーツやアンサンブルなどが該当します。スカート丈はひざ下からくるぶしまでが基本。一般的に、パンツスーツは女性の正喪服にはならないとされています。
● 準喪服
一般的な喪服。一般参列者としてお通夜やお葬式に参列するときに着るものです。近年は喪主や遺族が着ることも増えています。
ブラックフォーマルのワンピーススーツやアンサンブル、パンツスーツなどが該当します。パンツスーツは弔問する側の参列者であれば着用できます。スカート丈はひざ下からふくらはぎまでの長さが一般的です。
● 略喪服
急な弔問(仮通夜)や三回忌以降の法要で一般参列者が着るもの。黒や濃紺などのダークカラーで控えめな服装を選びます。
お葬式での参列者のマナー
参列者としてお葬式に出向くときに気をつけたい身だしなみのマナーをまとめました。
● 服装:肌の露出が少ないもの
なるべく肌の露出が少なく、ひじ、ひざが隠れるものを着ます。服装に限らず、身につけるものは毛皮、クロコなど殺生をイメージさせるものを避けるのがマナーです。
● 靴:布製が望ましい
殺傷を連想させる革製のものはできるだけ避け、シンプルな黒の布製パンプスを合わせます。革製の場合はツヤがないものにしましょう。ヒールが高すぎるものや派手な装飾がついたものもふさわしくありません。
● バッグ:布製が望ましい
靴と同様になるべく革製のものを避け、布製の黒いバッグを合わせます。フォーマルバッグは手荷物が入りきらないことも多いため、手袋や折り畳み傘などを収納できる黒いサブバッグがあると便利です。
● アクセサリー:結婚指輪とパールはOK
結婚指輪はつけてもOK。ほかのアクセサリーをつける場合は、ホワイトパール、ブラックパールのネックレス、イヤリング、ピアスはマナー違反になりません。ネックレスは一連のものでネックラインに沿う長さのものを。二連のものは「不幸が重なる」とされるため避けます。イヤリング、ピアスは一粒で揺れないものにしましょう。
● ストッキング:黒の無地
ストッキングは黒の無地のものを履きましょう。カジュアルな印象のタイツは避けた方が良いという意見もありますが、冬のお葬式では履く人が多いようです。タイツを履く場合はカジュアルにならないよう無地のものを選ぶなどの工夫をしましょう。
● メイク:ナチュラルメイクが基本
派手にならないナチュラルメイクが基本です。アイカラーやチークのカラーはごく控え目に。口紅はベージュ系などマットなカラーがおすすめ。なお、ノーメイクは失礼にあたるため気をつけましょう。
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