50代になったブリジット・ジョーンズに共感！待望の最新作とシリーズ全作を一挙に紹介

『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』©2025Universal Pictures

　こんなにすぐに涙が出るとは思わなかった！「疲れてるのかも」と思ったけれど、試写室で隣に座っていた見ず知らずの女性も泣いているのがちらっと見えて一安心。そこでオープニング・クレジットが流れて、まだ映画が始まって5分くらいしか経っていないことに気付いたのでした。

「泣かせにきた」最新作ですが、やはり彼女は変わっていなかった！ 50代になったブリジット・ジョーンズは相変わらずドタバタで、悪態をつきながら日々奮闘していて、猛烈に可笑しくて、愛おしい。

　酒豪でヘビースモーカー、ぽっちゃり体型で補正デカパンを履き、暴言も吐く、そんな従来のラブコメのヒロイン像とは真逆の30代女性をレネー・ゼルウィガーが演じて大ヒットした『ブリジット・ジョーンズの日記』から24年、シリーズ第4弾の『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』が公開されます。これで完結とのことなので、今回は最新作＆過去作3作をまとめて紹介します。

50代で育児に奮闘、でも恋もしたい!? 泣いて笑って心温まる完結編
『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』

　50代に突入したブリジットは、4年前に夫のマークを亡くし、2人の幼い子どもを育てながらシングルマザーとして奮闘中。悲しみに暮れながらも、友人や元カレのダニエルたちに支えられ、仕事に復帰します。そんなある日、ブリジットは子どもたちと出かけた公園で、若くてハンサムな青年ロクスターと出会います。さっそくアプリで繋がり、久々に恋のときめきを楽しむのでした。

　一方、子どもたちが通う学校では、首から笛をかけた厳しい理科教師のウォーラカー先生と挨拶をする仲になりますが……。

　ブリジット役のレネー・ゼルウィガーをはじめ、マーク役のコリン・ファースら、おなじみのキャストが勢揃い。ダニエル役のヒュー・グラントも復帰し、いくつになっても軽薄なモテ男を飄々と演じています。また、ウォーラカー役でキウェテル・イジョフォー、ロクスター役でレオ・ウッドールが新たに参加し、ブリジットの恋の相手を務めています。