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2025年5月号

2025年4月7日(月)発売
特別価格:1480円(税込) 
表紙の人:吉瀬美智子さん

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【研ナオコさんインタビュー】「歌も演技も、一度も満足したことはありません」

大人のおしゃれ手帖編集部

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69歳でスキューバダイビングの免許取得

実は研さん自身、幼少期は祖母を介護した経験があるそう。

「おばあちゃんは寝たきりでした。小学校から山の上の家に帰り、ランドセルを置いて病院へ行き、お薬をもらってまた山の上に帰って。おばあちゃんの床ずれに薬を塗り、おしめを替えて、浴衣を着替えさせて……。認知症ではありませんでしたが、最期も私が看取りました。もんのすごく悲しかった」

紀江を演じながら、そんなことを思い出したという研さん。そうして、できあがったのは、介護をテーマにしながらカラフルでポップな人間ドラマでした。

「皆で映画作りに取り組み、ひとつの作品ができた。それを観たときに、『お~こういう風になったんだ!』と嬉しくなりました。それは歌では味わえないことで……。重いテーマだけどテンポがよくて楽しい、全体的に明るい印象だけれど、終わった後はずしん!と重いものが心に残る。そこがいいなと思いました」

映画のなかでは、子どもに返ったような紀江を演じた研さん。でも、実際の研さんは、介護の世界からはほど遠く、イキイキと今を生きているよう。なんと、スキューバダイビングの免許を取ったのは69歳のときだったそう。

「ずっと素潜りをしていて、ボンベを背負うなんてとんでもない!と思っていたんです。でも、素潜りではやっぱり限界があるんですよね。それで免許を取ることにして。今はさらにもう一段階上の、より深い所まで潜れる免許取得を目指しているんですけれど、なかなか海に行けなくて。海の中って楽しいですよ~。サンゴがあって、お魚がいっぱい泳いでいて……。いやーキレイ! 免許が取れたら? そうね……。海の中って、結構ゴミがあるんですよね。せっかく潜るのだから、それをキレイにしたい。そうしたらお魚がもっと増えるし、サンゴも元気になって酸素をいっぱい出してくれるだろうしね」

なんてパワフル! どうしたら研さんのようになれるのでしょう……?と聞こうとすると、「私、過去を振り返らないんですよね」ときっぱり。

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