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大人のおしゃれ手帖 5月号

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大人のおしゃれ手帖
2025年5月号

2025年4月7日(月)発売
特別価格:1480円(税込) 
表紙の人:吉瀬美智子さん

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お米の代わりになる? 「世界の主食」に注目! 

かみはらえりこ

世界の主食と食文化

ここでは、世界の国々で食べられている主食や食文化をご紹介します。

世界の主食と食文化

アメリカ

移民が多く、さまざまな人種の人が暮らすアメリカでは人によって主食もさまざまですが、小麦で作られたパンやパスタを主食にする人が多い傾向にあります。

また、ハンバーガーやピザなどのファストフードが広く親しまれており、サイズや量が大きいのが特徴です。近年は健康への配慮などからグルテンフリー食品や植物性ミルクなどの代替食品も増えています。

イタリア

イタリアの主食はパンで、パスタを食べるときにもパンが添えられます。ピザの原型といわれる「フォカッチャ」、平らな形の「チャバタ」、スティック状の「グリッシーニ」など多くの種類があります。

そのまま食べるよりも料理と合わせたり、パスタソースをつけたりして食べられるよう、薄味のパンが多いのが特徴です。また、お米で作るリゾットもイタリアを代表する料理のひとつです。

フィンランド

主食はライ麦や全粒粉でできたパンや、じゃがいもが一般的です。じゃがいもはゆでたものやマッシュポテトを肉や魚に添えたり、グラタンやスープにしたりします。また、朝食にオートミールもよく食べられています。

フィンランド料理は素材を生かしたシンプルな調理が基本で、塩とこしょうで味付けし、バターや生クリームで風味をつけます。

ベトナム

稲作が盛んなベトナムではお米とお米の麺が主食です。お米は細長くパラパラとしたインディカ米が主流。お米の麺には、平麺の「フォー」や細麺の「ブン」があります。また、かつてフランスの植民地だったことからフランスパンを食べる習慣があります。

メキシコ

メキシコではとうもろこしを原料にした薄いパン「トルティーヤ」がよく食べられています。食べ方は、中に具を入れて二つ折りにしたタコスが有名。ほかに、塩を振ってそのまま食べたり、ソースをつけたり、油で揚げてトルティーヤチップスにしたりとさまざまな食べ方があります。近年は小麦を使ったトルティーヤも普及しています。

ブラジル

ブラジルは多様な人種が暮らす多民族国家であり、主食も人によってさまざまですが、中心となっているのはお米と豆です。お米はインディカ米や、日本と同じジャポニカ米などがあります。

ブラジルの家庭では「フェイジョン」という豆の煮込みをごはんにかけて食べます。また、「マンジョッカ」と呼ばれるキャッサバ芋も主食として食べられています。

インド

インドの主食は、北部では小麦を使ったパン、南部ではお米が中心です。インドのパンは種類が多く、小麦を使った「ナン」、全粒粉を使った「チャパティ」、チャパティを油で揚げた「プーリー」のほか、南インドでは米粉と豆粉を使った「ドーサ」などがあります。お米はインディカ米が主流です。

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作りおき料理コーディネーター・薬膳マイスター かみはらえりこ

作りおき料理コーディネーター・薬膳マイスターかみはらえりこ

「女性が生きやすい社会づくりへの貢献」をモットーに、食や健康、美容など女性が笑顔になれる情報を発信中。

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