【50代のこよみ養生 Vol.25】「便」を見ればわかる!東洋医学による腸活食材の選び方
今日は二十四節気の「穀雨(こくう)」の4日目。
穀雨という名には「穀物を育てる恵みの雨が降る」という意味があり、この時期から降水量が少しずつ増え、湿度も徐々に高くなっていきます。
湿度が高くなると気になるのが、胃腸の調子。胃腸は湿気に弱いので、雨の日は胃腸の具合が悪くなるという人も多いと思います。
そこで、本格的に湿度が高くなる前に、今から東洋医学による腸活をはじめませんか?
東洋医学による腸活は「体質に合わせて食材を選べる」点がメリット
東洋医学による腸活のメリットは、個人個人の体質に合わせて腸活食材を選べる点にあります。
例えば、一般的に便秘にいいと言われるバナナやパイナップル。これらを東洋医学の視点で見ると、熱が原因の便秘には適しているけれど、冷えが原因の便秘には逆効果とみなされます。同じ便秘でも、体質によって腸活にふさわしい食材が異なるというわけです。
腸活にいいと聞いて食物繊維や発酵食品をたくさんとったり、水をよく飲んだりしているけれど……。その方法が本当に自分の体質に合っているのか、もしかしたら逆効果になっていないか、気になりますよね。
だからこそ、東洋医学で自分の体質を知り、体質に適した腸活法を知ることが大切なのです。
東洋医学による腸活は「便」をチェックすることからはじまります。便の回数、形状、におい、色などから体質を自己診断し、ご自身にぴったりの腸活食材を見つけてください。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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