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大人のおしゃれ手帖 7月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年7月号

2025年6月6日(金)発売
特別価格:1570円(税込)
表紙の人:中谷美紀さん

2025年7月号

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【50代のリノベーション】マンション住み替え体験記
~キッチン、水まわりの設備と見積もり~vol.5

田中絵真

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無垢っぽい肌触りで温かい「挽板フローリング」

続いて、床材です。フローリングのメーカーは、リノベーション会社おすすめのメーカー「and wood(アンドウッド)」のカタログから選びました。

以前住んでいたマンションの床は、シートフローリング&ウレタン塗装(ベースの上に木目のシートを貼ったもので、分譲でも賃貸でもよく使われている。少しつやっとした見た目のもの)。これはメンテナンス性がいいといわれていますが、傷がつくと黒く目立ちやすいです(子育てしているとかなりの傷が……)。真冬に裸足でおりると「ヒャッ!」と言いたくなる冷たさで、冬場はリビングの床暖房はつけっぱなしでした。

リノベーションするならやはり天然木の感触!ということで選んだのが、挽板(ひきいた)フローリング。「厚さ2~4mmの単板をフローリングの表層に用いたフローリング」(and woodHPより)とのことで、見た目や肌触りは無垢のフローリングと同じ。無垢板と比べて伸び縮みがないので、扱いやすいのが特徴だそうです。幅はやや太めの120㎜、自然な見た目のオイル塗装にしました。

オーク プライウッド オイル塗装という製品。その中でも節や色むらの多いグレードですが、木っぽくて好き。

素材はオーク。価格が抑えられるのと、引っ越し先に持っていくテーブルサイドボードが、ナラ材(オークに近い木種)だったからです。節がけっこう目立ちますが、ナチュラルな雰囲気で汚れが目立たないので気に入っています。

クッションフロアより丈夫な、長尺シート

本来ならば、水回り以外はすべてフローリングにしたいところですが、我が家はリビングの大部分(キッチン周りはフロアタイル)と廊下のみにしました。フローリングは材料費以外にも、施工代がかかるからです……。
寝室と洗面トイレは「クッションフロア(賃貸物件のトイレなどに多いビニールシート)でいいのでは?」と思っていました。しかし、クッションフロアは重いものを置くとへこんでしまうため、ベッドを置く寝室には不向きだそう。ご提案いただいたのが、長尺シートというもの。これはビルや商業施設にも使われる土足対応のシートです。耐久性も高いそう。

洗面所の床。写真はグレーっぽいですが、薄いブルー。クッションフロアよりは少し硬めの感触です。

こちら最初は単色のものを提案されたのですが、夫は「病院みたいでいやだ」と言うし、私は「ほこりが目立ちそう」という意見で、淡く模様の入ったものを選びました(単色のシートはかっこいいインテリアになると思います)

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田中絵真

フリーライター 田中絵真

フリーライター田中絵真

暮らしまわり、ヘルスケアの記事を多く執筆。

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