【50代のリノベーション】マンション住み替え体験記
~キッチン、水まわりの設備と見積もり~vol.5
ついに見積もりが……やはり予算はオーバー!
まだまだ細かく決めなければいけないものはいろいろあったのですが、いったん内装関連の見積もりを出してもらうことになりました。最初の段階から、譲れない部分以外はコストを意識して選んだつもり。けっこういい感じの数字が出てくるんじゃ……と期待していました。
出てきた数字は…おお…16,328,030円‥‥。
我が家の予算は1500万だったので、およそ130万円のオーバーです。
見積もりはずらーッと品目や費用名が並んでいて、何にいくらかかっているかわかる明朗会計。打ち合わせたものと違うものになっていないか、こちらもチェックします。
こここでざっくりリノベーションにはどんな費用がかかるか、見積もりと一緒に見ていきましょう(2024年前半のスケルトン工事の一例です。現在はもっと費用が高くなっている可能性があります)。
●仮設工事費…工事のために必要な養生と、もともとの内装の解体処分費。約75万円
●解体工事費…基本の解体工事のほか、キッチン解体ごとパーツごとの解体費も。約100万円
●給排水、ユニットバス設備工事…給排水管の施工、ユニットバスの料金も含む。約125万円
●ガス・空調・設備工事…ガスの配管や設備費用、給湯器交換台含む 約46万円
●配線・電気工事費…基本の配線やスイッチ、コンセント配線など 約114万円
●大工工事 壁や床の下地作り、フローリングの材料費と施工費など 約270万円
●家具工事 キッチン代、造作小上がり代、可動棚や固定棚の費用 約280万円
●設備機器代 レンジフード、洗面水栓、トイレなど 約46万円
●建具工事 小上がりの仕切りトビラ、リビングやトイレのドア 58万円
●左官工事 玄関のモルタル仕上げ代 6万円
●仕上げ工事代 LDKの塗装、建具や家具の塗装、長尺シートの施工代 約96万円
●防災工事代 非常ボタン移設など 約5万円
●その他工事 網戸張替、コーキングなど 7万円
●現場管理費 約124万円
通常はこのほかに設計費がかかるはずなのですが、不動産会社と提携したプランなので無料にしていただいた気がします(詳細は忘れてしまいました。すいません)。
お、まあまあいい線言ってるじゃん?という気持ちだったのですが、夫は100万以上オーバーなんてダメ、というスタンス。あれあれ……。
次回は、いざ減額のためのアイデアと、解体までです。
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田中絵真
フリーライター田中絵真
暮らしまわり、ヘルスケアの記事を多く執筆。