「しあわせは食べて寝て待て」でも話題! “薬膳”で梅雨の体調不良対策を
梅雨におすすめの食べ物
薬膳で梅雨によいとされている食べ物をご紹介します。
黒米
黒米の濃い紫色はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるもの。黒米を白米と一緒に炊くとごはんがきれいな紫色になります。
薬膳では、食欲がない、元気がないなど体力や気力の低下が気になるときや、エイジングケアによいとされています。消化機能をよくする働きがあり、元気を出したいときにおすすめです。
きび
きびは2㎜程度の小さな穀物で、卵の黄身のような鮮やかな黄色をしています。消化吸収力を高める作用があり、胃が重い、ゲップが出るなど胃腸が弱っているときに取り入れたい食材です。
あわ
あわは小さな球形の穀物で、穀実の色は白、黄、赤、黒などさまざまな種類があります。消化吸収力を高めるので、胃が重いときや吐き気がするときによいでしょう。水分代謝を整える作用があり、むくみが気になるときにもおすすめです。
あずき
カリウムを含むあずきには利尿作用があり、むくみが気になるときによい食材です。食物繊維を含むため、便秘の解消効果も期待できます。
ピーマン
胃腸の調子を整えるため、食欲がないときにおすすめ。心を穏やかに鎮める作用があり、イライラや憂うつにもよいとされています。
そらまめ
利尿作用があり余分な水分を取り除くため、むくみがあるときによい食材です。自然な甘みは消化器官を元気にするので、食欲がないときにも取り入れるとよいでしょう。
しそ
気の巡りをよくして胃腸の調子を整えるしそは食欲増進作用があります。冷えを取り除くので梅雨冷えのときにもおすすめ。花粉症やアレルギー症状にもよいとされています。
うめ
整腸作用や水分代謝を整える作用、食欲増進作用があり、夏バテのときや疲れているとき、風邪気味のときに取り入れたい食材です。
びわ
びわの果実は疲れや胃もたれがあるとき、気が上がってイライラやのぼせがあるときによいとされています。びわの葉は「枇杷葉(ビワヨウ)」という生薬として用いられています。
バナナ
肺や腸を潤す作用があり、慢性の空咳や便秘のときによいでしょう。二日酔いのときにもおすすめです。
うなぎ
たんぱく質やビタミン、ミネラルを含み、栄養価が高いうなぎ。気と血を補う作用があり、滋養強壮や老化予防におすすめです。
この記事を書いた人
作りおき料理コーディネーター・薬膳マイスターかみはらえりこ
「女性が生きやすい社会づくりへの貢献」をモットーに、食や健康、美容など女性が笑顔になれる情報を発信中。
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