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大人のおしゃれ手帖 6月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年6月号

2025年5月7日(水)発売
特別価格:1540円(税込)
表紙の人:木村佳乃さん

2025年6月号

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50代の趣味は「ものづくり」から!

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金継ぎに夢中!

「ヨーガンレール」プレス 武 安輝子さん パリで美術史を学び、画廊で研修生として働く。帰国後はヨーガンレール社に入社し、以来、20年以上にわたりプレスを務める。

「ヨーガンレール」プレス
武 安輝子さん
パリで美術史を学び、画廊で研修生として働く。帰国後はヨーガンレール社に入社し、以来、20年以上にわたりプレスを務める。

心頭を滅却し、自分と向き合う成熟した時間

仕事柄、素敵な器に囲まれて暮らす武さん。以前は、大事な器を割った際には接着剤で修理しており、あまりの味気なさにへこんでいた、といいます。

「40代で金継ぎを習い始め、世界が広がりました。心を沈ませて集中しないと上手くできないので、私のようにせっかちな人間にとって、修行のような時間。”金継ぎ道”で自分や器への向き合い方が変わりましたね」

武さんにとって金継ぎは”自分を整える時間”。大事な器も躊躇なく普段使いができ、暮らしが豊かになったとか。

「欠いてもがっかりせず、金継ぎした後の絵を想像して笑みがこぼれます。そして、金継ぎした器にはより愛着がわき、注ぐ愛情がより増していきますね」

“金継ぎ待ち”の器はバスケットにまとめて。

ココナッツの実を象った手馴染みのいい銀彩の器。釉薬に合わせて銀継ぎ。

欠いたり、割ってしまった大事な器も金継ぎによってよみがえり、違う景色が楽しめる。

金継ぎによって愛着が増す!

漆作家で金継ぎの先生、宮下智吉さんオリジナルのお道具セット。
漆の水分を飛ばして塗りやすくする「黒める」という作業中。


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