【原田泰造さんインタビュー】「誰でも何歳からでも、よしっ今からやろう!と思えばアップデートできる」
『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』で主役を務める原田泰造さん。
原作は「LINEマンガでイチオシのオリジナル作品は?みんなで決めるベスト11」で1位を獲得、それを元にした連続ドラマは「日本民放放送連盟賞」テレビドラマ部門優秀賞受賞。劇場版ではドラマのその後が描かれ、昭和の価値観で凝り固まった‟おっさん”・沖田誠を演じます。LGBTQ+、推し活、二次元LOVEとイマドキな常識と生真面目に向き合い、自身をアップデートしようと七転八倒する姿をコミカルに演じる原田さんに作品のこと、50代のいまについても聞きました。
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【原田泰造さんインタビュー】「誰でも何歳からでも、よしっ今からやろう!と思えばアップデートできる」
映画化までのスピードに驚きました
主人公・沖田誠は、ボーイズグループの推し活に夢中な妻、BLマンガで同人誌活動をする大学生の娘、メイク好きな高校生の息子と4人で暮らす会社員。友だちになったゲイの大学生・大地のサポートもあり、古臭い昭和の価値観からの脱皮を図る――。 TVer初回再生回数が1週間で89万回を達成した連続ドラマのその後を、オリジナル・ストーリーで描く『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』が完成しました。沖田誠を演じる原田さんは、映画化の話に驚いたそう。
「速い! と思ったんです。ドラマが放送され、その余韻のなかで映画化のお話をいただいたので、まずそのスピードに驚きました(笑)。撮影初日もみんなと‟久しぶりな感じがしないね”と話したくらいで」
マンガ→連ドラ→劇場版へ展開される「おっパン」。なぜこれほどまでにこの物語は多くの人の支持を得るのでしょう?
「原作が面白いし、脚本家の先生も気合が入っていて。普通のおっさんがアップデートする姿がいいし、まわりの人が好きなものにまっすぐ突き進む姿を、それでいいんだ! という姿勢で描くのもいいですよね。そもそも、ものごとに不正解なんてないんだから……いやわからない。なんでだろう?(笑)。友だちになる大地くんの存在も大きいかも。メイク好きな息子は大地君みたいに男の子が好きなの? と思うとそうじゃない。かわいいものが好きだけど、大人でもあって、そういう多面的なところも面白いよね」
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