村田沙耶香さんインタビュー
「自分は『小説を書くための装置』」
架空の国を舞台に、「現在の戦争」を描き出す
『みしらぬ国戦争』
著/三崎亜記
¥1,980(KADOKAWA)
“見えない戦争”の恐ろしさを描いた『となり町戦争』でデビューした著者が再び戦争をテーマに綴った、原点回帰となる作品。
物語の舞台は正体不明の国家「UNC」との戦争が続く架空の国。
戦況を数字でしか知らされず、戦争を他人事のように感じている国民の姿に、私たちが普段接している情報の真偽や“拡散”についても考えさせられます。
美しい南仏の風景にうっとりペットと旅するためのヒントも
『南フランス 猫と旅する美しい村』
著/平野由希子
¥2,090(産業編集センター)
料理家の著者が愛猫・クミンとともに、南仏の小さな村で過ごした日々を綴ったフォトエッセイ。
猫と旅に行くなんて可能なの…? と思いきや、世界の航空会社のほとんどはペットとともに客室に搭乗でき、食事や移動、トイレについても工夫次第で乗り切れるそう。
美しいフランスの風景はもちろん、クミンのリラックスした姿にも癒やされます。
撮影/白井裕介 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2025年5月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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