【50代のマンションリノベーション】マンション住み替え体験記
ついに完成した我が家 ~vol.7
外の景色を見ながらくつろげるリビング
BEFORE 家の中でもいちばん傷みが目立っていた和室。ここはベランダが柵だけになっていて見晴らしがよく、ダイニングにしたいと思っていました。
AFTER 和室と洋室の間の壁を取り払い、窓が3面ある開放的な空間に。
南側に面したリビング。家具は前の家にあったテーブルのサイズをリメイクしたり、ソファのカバーだけを新調したりして、活用しています。ダイニングテーブルとキッチンが横並びで、配膳しやすいのもポイント。
掃き出し窓が並んでいますが、古い建築なため窓の高さが低く、ちまちま見えるのが気になっていました。カーテンレールを天井に埋め込んだことで、見た目がすっきり。
躯体現しの壁は画鋲などがさせないので、ピクチャーレールを付けて、カレンダーなどを垂らしています(塗装のほうの壁はふつうに画鋲がさせるようです)。
住み替えをして、よかったこと
さて、住み替え体験記はそろそろ終わりです。最後に住み替えてよかった点を振り返っておきます。
●リビングに開放感があるので、部屋にいてくつろげる。
どこに座っても外が見えるので、気分がよい。窓を開けても静かで、車の音がほとんど聞こえません。住宅街のどまんなかですが、近隣に緑があるせいかベランダにスズメやムクドリなどの野鳥が来るのを見るのも楽しい。
●駅から10分くらい歩くので自然と運動できる。
前の家は駅やスーパーが近く、在宅仕事の私はほとんど歩かずに生活できてしまったことを反省。今は、散歩したくなる道も近いので、歩くようにしています。
●家事動線がよくモノを片づけ&掃除しやすい
身長が低い私の使いやすさを考えて、棚の高さを低めにしたり、ものに合わせて収納場所を決めました。定位置が決まったので、少し散らかっても片付けやすい。床に物があふれることがなくなり掃除もしやすくなりました。そもそもズボラなので、床や水回りなど汚れが目立たない素材を選んでいるのもいいところ。
●経済的に余裕が生まれた
物件代+リノベーション代よりも、持ち家が高く売れました。それまで、住宅ローンの繰り上げ返済しすぎ&教育費かけすぎで口座はカツカツでしたが、それより少し余裕が生まれました。若い時、繰り上げ返済をがんばった自分をほめたい(笑)。
今のところ、不満な点はありません。引っ越し当初に多少の不具合はあったのですが、リノベーション会社に直してもらったので、今は快適です。
ただ、唯一の課題は寝室。寝室が面している共有廊下の蛍光灯が一晩中、煌々(こうこう)とついているのに気が付きませんでした。ベッドの頭の窓に、昼の暗さを気にして光が入るタイプの調光ロールスクリーン(2種類の生地をずらすことで光を取り込める)を付けたのですが、夜になってロールスクリーンをすべて閉じても明るい! 夏は、日の光で5時前からすでに昼間のような明るさです。引っ越し前に何度も足を運んでいたのですが、昼間しか見に行かなかったので、わからなかったのです。遮光タイプのロールスクリーンに早めに買い換えます……。
若いころとは違い、生活スタイルが決まってからの住み替えは、エネルギーがいるのは事実。でも、生活スタイルや自分が何が好きなのかがわかっているからこそ、実行できれば満足度は高いといえます。
いずれ住み替えたいと思っている50代の方は、早めに挑戦してみるのがおすすめです。
田中絵真
フリーライター田中絵真
暮らしまわり、ヘルスケアの記事を多く執筆。
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