松橋周太郎さんが伝授
汚水に仰天!キッチン掃除術
気温が上がるこれからの季節は実は掃除・洗濯に最適!
油汚れが落としやすく、換気や水洗いも快適、大物の洗濯でもすぐ乾きます。
こうした場所は“ガッツリ”汚れていることも多いですが、そんな部分ですら超簡単にできる掃除&洗濯術を、松橋周太呂さんが教えます。
教えてくれたのは・・・
松橋周太呂さん
家事芸人「家事えもん」として、テレビや雑誌で活躍。掃除能力検定士5級、ジュニア洗濯ソムリエの資格を持つ。著書に『ズボラさん熱望!放置してキレイに!ほったらかし掃除術』(SBクリエイティブ)などがある。
お湯と酸素系漂白剤にガッツリ働いてもらう
キッチンで気になるのは、何といってもギトギトの油汚れ。
「油汚れは、酸素系漂白剤で漬け置きするのがいちばんラクです」
ポイントは、漬け置き溶液の「温度」。
酸素系漂白剤の主成分である過酸化ナトリウムは水と反応して、汚れを分解する活性酸素を発生させます。この反応が最も効率よく行われるのが40~60℃のとき。温度が低すぎたり、熱すぎたりすると、効果が十分に得られません。
「お湯をためてから、五徳などを入れると、温度が下がっています。漬けるものを温めてから、お湯をためてください。適温のお湯で、漂白剤にガッツリ働いてもらいましょう!」
ギトギトの油汚れ
1. 漬けるものを温める
油汚れが気になるものをシンクに入れてお湯をかけて温めます。
その後、お湯をためます。
※アルミ製やテフロン加工のものはNG
2. 酸素系漂白剤を投入
その洗剤の説明に書かれている規定量を投入。
お湯の量は「2ℓのペットボトルがシンクに何本入るか」を考えると想像がつきます。
3. 保温しながら漬け置き
梱包材の“プチプチ”などで覆うと湯温が下がりにくくて◎。
切れ端を何枚か浮かべてもOK
4. 30分したら水を抜く
30分漬け置きすると汚れが浮いてくるので水を抜いて、再びため洗い&すすぎ洗いを。
シンク内もサッとこするだけで、ピカピカになります。
5. 残った汚れをこすり洗い
汚れがゆるんでいるので軽い力でOK。ゴム手袋を使えば一気に落とせます。落ちないコゲなどはクレンザーを使って。
使いこんだオイルポットやガスコンロのグリル、五徳の油汚れがスッキリきれいに。
頑固な油汚れなら、漬け置き時間を長くしてみて。
「頑張ってゴシゴシするより、お湯にやらせるほうがずっとラクですよ」
落ちないときはコレ!
編み込まれたステンレス繊維が頑固なこげつきや汚れを落とします。泡立ちも◎。
やわらかコゲとりスポンジ *¥110/ダイソー
コンロの油汚れには簡単パック
酸素系漂白剤を溶かしたお湯にキッチンペーパーを浸し、コンロの油汚れが気になるところに貼
り付けるだけ。
30分ほど放置すると、油汚れが浮き上がってきます。残った汚れは歯ブラシなどでこすり落とせばOK。
ふだんはメラミンスポンジ+水で!
ふだんのコンロ掃除は、水をつけたメラミンスポンジで汚れを削り落とします。
「洗剤を使わないので、拭きとり不要で簡単」
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