大人の免疫力に効く
「たんぱく質」「脂質」「コラーゲン」
「たんぱく質」
筋肉をはじめ血管や血液、臓器、皮膚、髪、歯、爪など、体のあらゆる組織をつくる材料
しっかり食べているつもりでも意外と摂れていない!?
たんぱく質ファーストな食事を
「筋肉、臓器、血液、皮膚など体の組織はたんぱく質でつくられ、新しい細胞にどんどん入れ替わっています。免疫細胞もたんぱく質でできているため、摂取することで全身免疫にもつながります。骨も、実は30%を占めるのがたんぱく質で、不足すると骨粗しょう症に。身体を維持するために使われるたんぱく質量の目安は、成人で1 日50g 程度。体格や体調、運
動量によっては50g よりもっと多く摂取しなくてはいけません」
肉や魚の場合、100g でだいたい20g のたんぱく質が摂取できると馬渕先生。
牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、豆腐・納豆など大豆製品も優れたたんぱく源で、動物性と植物性偏りなく摂ることも大事と言います。
たんぱく質が必要なことはわかっていても、50代になると食が細り、肉をたくさん食べられないという人も多いのでは? 年とともに消化吸収率も低下し、食べたつもりでも足りていないということも。
そこで、馬渕先生がすすめているのが、卵の活用です。
「肉や魚はコストがかかりますが、卵なら価格も手頃でたくさん食べられます。ごはんにかけたり、麺類や納豆などに足したり、調理も簡単。骨粗しょう症や筋力低下を防ぐためにも、卵を上手に活用しましょう」
1日に必要なたんぱく質量は体重1kgあたり約1gが目安
国が推奨している1日のたんぱく質の摂取量は、成人で体重1kgあたり1g。
年とともに吸収力が低下していることを考慮し、50 代からは体重1kgあたり1.2gの摂取がより望ましいでしょう。
むくみの原因はたんぱく質(アルブミン)不足かも?
血液中のたんぱく質は「アルブミン」と呼ばれ、血管の外と中の水分調整をしています。
そのため十分なアルブミンがないと、血管の外に水分が溜まり、むくみの原因に。
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