永遠にかっこいい！ ブラッド・ピットの魅力をたどる映画３選

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　現在公開中の新作映画『ブレット・トレイン』では、相変わらずかっこよくてチャーミングな姿を披露しているブラッド・ピット。58歳という年齢に驚いた人も多いのではないでしょうか。
　1963年生まれのピットは、下積みを経て、1991年の『テルマ＆ルイーズ』の脇役でスターに。主人公の主婦を誘惑するヒッチハイカーのJ.D.を演じて、短時間の出演ながら、セクシーな魅力で人々を虜にしたのでした。そして、1992年に『リバー・ランズ・スルー・イット』に主演し、以降、30年にわたって話題作に出演し続けています。
　そんなピットの魅力を堪能できる映画は数多くありますが、今回は20代～現在までの変遷がわかる3作をご紹介します。

若き日のピットの自然な美しさに魅了
『リバー・ランズ・スルー・イット』（1992年）

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　20世紀初頭のモンタナの壮大な自然を背景に、厳格な父を持つ兄弟の確執や絆を描いたヒューマンドラマ。当時20代後半のピットが演じるのは、自由奔放な弟のポール。兄弟は父から教わったフライ・フィッシングを通じて大人へと成長します。

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　が、真面目な兄とは対照的に、ポールは賭博にのめり込んでいきます。そして、悲劇が訪れ……。

　美しく力強い情景とそれに溶け込むようなキラキラとしたピットの姿が印象的で、本作の監督を務めた名優ロバート・レッドフォードの若き日を彷彿させることから、レッドフォードの再来といわれました。

発売・販売：キングレコード

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詐欺師のNo.2をスマート＆チャーミングに演じる
『オーシャンズ11』（2007年）

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　大泥棒で詐欺師のダニー・オーシャンと10人の仲間たちを描いたスタイリッシュなクライムムービー。11人のメンバーはラスベガスのカジノから大金を盗み出そうとしますが……。オーシャンを演じるのはジョージー・クルーニーで、オーシャンの右腕ラスティ・ライアンがピット。ライアンはスーツ姿もセクシーな切れ者ですが、チップスやバーガーなど何かしら食べてばかりいて、そんな食いしん坊なところもまた魅力的です。

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　本作には、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなどハリウッドの人気スターが揃って出演。監督は『エリン・ブロコビッチ』や『トラフィック』などの話題作を放っていたスティーヴン・ソダーバーグで、『オーシャンズ11』も大ヒット、以降シリーズ化されました。監督もキャストも仲がよいらしく、楽しんで撮っている感じが伝わってくるのも◎。

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地味役なのにかっこよさがダダ洩れ！
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』（2019年）

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　レオナルド・ディカプリオとの初共演作。1969年にハリウッド女優のシャロン・テートがカルト集団のチャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を絡めながら、ハリウッドの表と裏を描きます。監督は『キル・ビル』などで知られるクエンティン・タランティーノ。落ち目の俳優リックをディカプリオが、リックの親友で彼専属のスタントマンを務めているクリフをピットが演じています。

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　クリフは元スター俳優の親友を支えて慰めているのに、自分はトレーラーハウスに住んでいて出世欲もなさそう。それを大スターでイケメンのピットが演じているのがまた面白い。ちょっと粗野なところもあり、『オーシャンズ11』のスマートさとは異なるワイルドな魅力を楽しめます。ピットは本作にて、念願のアカデミー賞を初受賞（助演男優賞）。50代にしてなお衰えない魅力と才能を証明しました。

　ここで紹介した3作のほかにも、長髪で若いブラピがまぶしい『レジェンド・オブ・フォール／果てしなき想い』（1994年）、トム・クルーズと共演して耽美なヴァンパイアを演じた『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』（1994年）、麗しい死神を演じた『ジョー・ブラックをよろしく』（1998年）などもイケメンぶりを楽しめる作品なので、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

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構成・文／中山恵子　

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