流行中の「百日咳」は大人もかかる! 対策法と注意点
「百日咳(ひゃくにちぜき)」の流行が続いています。患者は子どもだけでなく、ワクチンの効果が減弱した大人がかかるケースも。百日咳の症状や治療法、予防法を知り、できる対策をしましょう。
感染拡大が続く百日咳とは
2025年、百日咳は国内で流行が続いている感染症です。
激しいせきが長引く百日咳
「百日咳(ひゃくにちぜき)」とは、百日咳菌が原因で起こる急性の気道感染症。感染力が非常に強く、かぜのような症状からはじまり、激しいせきが続くのが特徴です。乳児は重症化しやすいため特に注意が必要です。
日本での流行状況
日本での百日咳の発生状況を見ると、新型コロナウイルス感染症の感染対策が徹底された2021~2023年は患者数が少なかったものの、2024年半ばごろから増加傾向に。
国立健康危機管理研究機構によると、2024年に報告された百日咳の患者数は4,054人でした。一方、2025年の累計患者数は6月29日時点の速報値で39,672人となり、すでに前年を大幅に上回っています。
世代は10代が中心
国立健康危機管理研究機構によると、国内で2025年1月から5月下旬までに報告された患者の世代別割合は以下の通りです。子どもの感染が多いですが、ワクチンの効果が減弱した大人の感染も見られます。
● 0歳 2.4%
● 1~9歳 23.6%
● 10代 58.7%
● 20代以上 15.2%
感染経路は2つ
百日咳の感染経路は、感染者のせきなどに含まれる病原体を吸い込むことでうつる「飛沫感染」と、病原体がついたドアノブなどに触れた手で自分の鼻や口を触ることでうつる「接触感染」です。感染してから発症するまでの潜伏期間は7~10日間とされています。
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