流行中の「百日咳」は大人もかかる! 対策法と注意点
百日咳の予防と対策
百日咳の予防法や、感染を広げないための対策をご紹介します。
予防はワクチンが有効
百日咳の予防にはワクチンが有効です。日本では乳幼児期に定期予防接種が行われています。定期予防接種を受けていても、小学校就学前にワクチンの効果が薄まるため、日本小児科学会は任意での2回の追加接種(就学前1年間および11~12歳)を推奨しています。
疑われる症状があるとき
百日咳かもしれないと思う症状があれば、マスクや手洗いなどの感染対策で周囲にうつさないようにして、早めに医療機関を受診しましょう。まわりに百日咳の人がいる場合は医師に伝えてください。
せきが長引く病気は百日咳だけでなく、「ぜんそく」や「マイコプラズマ肺炎」「肺マック症」などさまざまなものがあります。肺マック症は40代以上の女性に多い感染症です。正確な診断を受けるためにも医療機関を受診しましょう。
百日咳と診断されたとき
百日咳と診断されたら、周囲へ感染を広げないために、特にせきが激しい間は外出を控えましょう。マスクの着用と手洗いをしっかり行い、家庭内感染にも注意します。
子どもの場合、学校保健安全法では「特有のせきが消失するまでまたは5日間の適正な抗菌薬療法が終了するまで出席停止」とされています。
大人の場合、出勤停止などの明確な基準はありません。医師の指示や職場の規定に合わせて適切な対応をしましょう。
(まとめ)
大人の百日咳はかぜと間違われやすく、気づかないうちに周囲にうつしてしまうこともあります。マスクや手洗いで基本的な感染対策を心がけるとともに、せきが続くなどした場合は早めに医療機関を受診しましょう。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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