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大人のおしゃれ手帖 8月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年8月号

2025年7月7日(月)発売
特別価格:1590円(税込)
表紙の人:原田知世

2025年8月号

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【フィナンシャルプランナー監修】
50代からの楽しい【金育】 節約・貯金・資産形成の実践法

【フィナンシャルプランナー監修】 50代からの楽しい【金育】 節約・貯金・資産形成の実践法

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50代以降は、「お金の習慣」を見直す絶好の機会。
ささやかに見えることでも時間をかけることでお金は大きく成長します。
押えるべきポイントを紹介します。

教えてくれたのは・・・
丸山晴美さん
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。2001年からマネーの専門家としてテレビ、雑誌などで幅広く活躍。自らの経験に基づいた実践的でわかりやすいマネー術が好評。
HP:https://www.maruyamaharumi.com


50 代だからこそ「金育」で余剰を生み出せる

物価高の現在、将来が不安、という人は少なくありません。
さらに50代となれば、「この先たいして貯蓄もできない」と考えている人もいるかもしれません。

けれども、住居費や子どもの教育費などの見通しがつき、老後を具体的に考えられるようになる50代こそ、お金の見直し時であり、お金の貯め時といえます。

まずはこれまでのお金の使い方を見直すことで、この先いくら必要なのか、書き出してみます。退職後の収入として、年金の受給額も把握しておきましょう。

具体的な金額がわかると、お金は貯まりやすくなるものです。
さらに、暮らしの優先順位を見直し、不要分はカット。たとえわずかな余剰でもお金が増えれば、達成感が得られてさらに“金育モード”に。

時間を味方につけて、何かを生みだし、育む過程を楽しめるのは大人だからこそ。
楽しみながら、節約、貯金、資産形成にはげみましょう。

「公的年金シミュレーター」の「ねんきんネット」で計算!

さらに詳しく知りたいかたはこちら!

『大人のおしゃれ手帖特別編集 年間100万円! がんばらなくても貯まるお金の習慣』(小社刊)生活関連費の値上が続く今こそ、お金と向き合うチャンス。
家計の無駄を見直して支出を減らす、新NISAで未来のお金を育てるなど、無理せずできる「貯まる習慣」を詳しく紹介します。
続ければ年間100万円を貯めることも夢ではない実践的な方法が盛りだくさん。

『大人のおしゃれ手帖特別編集 年間100万円! がんばらなくても貯まるお金の習慣』(小社刊)


これからの人生でかかるお金の目安を知っておこう

両親の介護費用
親一人あたり
約440万円
介護費用の月平均は「要介護3」で6万円、それに初期費用平均の74万円を加えると、平均介護期間5年1か月で合計約440万円に。両親の年金や支援制度も活用しましょう。

子どもの教育費(高校・大学)
子ども一人あたり
約400〜800万円
進路によって異なりますが、文部科学省の調査によると、公立高校は3年間で約120万円、国公立大は4年間で約270万円、私立は高校大学ともに国公立の1.5~2倍かかります。

入院費
1回あたり
約20万円
加齢に伴い、心配なのが予期せぬ病気やケガ。診療代、医薬品代、手術費用などは健康保険や高度療養費制度が適用されますが、入院中の食事代や差額ベッド代など実費がかかることも。必要に応じて医療保険の加入を検討しましょう。

子どもの結婚費用
子ども一人あたり
約170万円
子どもの結婚費用の不足分を親が負担する場合、その平均額は約170万円ほど(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」より)。男性の場合は、結納金も必要となります。

老後の生活費
一人あたり
約1800〜4900万円
単身者の場合、厚生年金受給者なら1800万円、国民年金のみの受給なら4900万円必要。これには、医療費、自身の介護費、車の購入費、自宅の改修費、お墓の購入費を含みます。
退職金や貯金でまかなえるのか、考えておきましょう。

老人ホーム入居費用
一人あたり
約2300万円
80代以降に10年間、有料老人ホームに入居する場合、現在の相場は約2300万円。都心部や駅に近いエリア、新しい施設などでは、より高額になることも。

葬式費用
一人あたり
約120万円
近年は小規模な家族葬や直葬(火葬のみ)が増えており、以前ほどお金はかからなくなりましたが、それでも約120万円ほど必要。身内負担をかけないよう、備えておきたいものです。

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