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大人のおしゃれ手帖 8月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年8月号

2025年7月7日(月)発売
特別価格:1590円(税込)
表紙の人:原田知世

2025年8月号

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【フィナンシャルプランナー監修】
50代からの楽しい【金育】 節約・貯金・資産形成の実践法

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「金育」その1
固定費の優先順位をつけて日々のやりくりを見直す

固定費を見直したことがない、という人は今すぐチェック! 無駄な支出が出てくるはず。

これまで無意識に増えた経費を洗い出す
「外食を減らすなどの節約をしているのに、一向に支出が減らない」という人は、固定費がかかりすぎているのかもしれません。

家賃や保険料、水道光熱費などの毎月必ず発生する支出を固定費と呼びますが、これらは毎月ほぼ同じ金額であり、多少変動するくらいなので、あまり見直すことがありません。
そのため、実は削れるところがあるのに、そのまま支払い続けていることも少なくないのです。

例えば、今は利用していないサブスクなどはありませんか?
逆にいえば、一度見直して、不要なサービスを解約したり安いプランに変更しておけば、その後は何もしなくても節約できます。


代表的な固定費とはコレ!

水道光熱費
上下水道代、電気代、ガス代、灯油代など。水を流しっぱなしにしない、使っていない電気は消す、など小さなことも実践あるのみ。

通信費
固定電話、スマホ、インターネット接続サービス、クラウドサービスなどの月額料金。不要なら解約を。料金プランもまめに見直すとよいでしょう。

教育費
子どもの学費、給食費、塾や習い事の月謝など。削る余地は少なく、逆に足りないと困るので、子どもが希望する進路ではいくらかかるのかを計算して備えておきましょう。

金融関連
生命保険、損害保険、クレジットカードの年会費、証券会社や銀行の口座維持管理費など。十数年も前に契約したまま支払いを続けているなら、50代の今、それが本当に必要かどうか見直しましょう。意外と削れるものがあります。

住居費
家賃、住宅ローン、管理費、車の維持費、駐車場代、清掃具のレンタル代など。家賃などの大きな固定費は変えにくいのですが、少しでも安い駐車場を探したり、清掃具のレンタルを解約することにより、支出を抑えられます。

サブスクのサービス
動画や音楽の配信サービス、雑誌や漫画の読み放題、ファンクラブ、スポーツジムなどの会費、新聞の定期購読代など。あまり使っていないものは解約し、同じジャンルのものはどちらか一方にすれば、月々1,000円以上は削れそう。


固定費の見直しは自分の判断が基準!
丸山先生が伝授する簡単4ステップ

何を減らしたらよいかわからない固定費を4ステップでスリム化できます。

1. 紙に書きだして優先順位をつける
固定費をすべて紙に書き出します。自分にとって必要かどうか判断し、優先順位を決めます。

2. 優先順位の低いものから見直す
優先順位の低いものは、なくてもかまわないものなので、見直しの対象にします。

3. 解約か格安プランに
安い料金プランがあれば変更します。ただ、使用頻度が少ないなら思い切って解約を。

4. 浮いたお金の使い道は貯蓄などに
見直しで浮いたお金は、老後資金など目的別の貯蓄へ回したり、生活費の足しとして活用。

子どもが自立したら再チェック!

保険料
子どもが小さいときは親に不測の事態が起きたときのために高額の死亡保障をかける人もいますが、子が自立したら安いプランに変えてもOK。

住居費
子どもが家を出たら、小さい家に住み替えたり、家賃の安い地域へ転居するのも手。引っ越し費用はかかりますが、住居費を下げられる。

スマホの契約
子どものスマホの月額使用料を親が負担している場合は、自立を機に子ども自身が支払うようにします。支払い口座変更などの手続きが必要。

電気のアンペア
電力会社によっては契約するアンペア数を下げると基本料金が安くなることがあります。同居家族が減ったら、アンペア数を見直してみましょう。

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