医師・対馬ルリ子先生の健康習慣を大公開!
きれいの秘密は「食」にあり
多忙を極める現役の女性医師のキレイと元気の秘訣は?
体への向き合い方から、夏に向けての暑さ対策まで、日ごろ行っている習慣をお伺いしました。
お話をお伺いしたのは・・・
産婦人科医師
対馬ルリ子さん
都立墨東病院周産期センター立ち上げを経て、2002年「ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック」を開院。女性のための総合医療を実践。「NPO法人女性医療ネットワーク」も設立。生涯にわたる健康のための情報提供や啓蒙活動を行っている。
しっかり寝て体を休め、こまめな運動で体力アップ
心や体がゆらぎやすくなる更年期世代の上手な向き合い方について、患者だけでなく、メディアを通して多くの女性にアドバイスしている対馬ルリ子先生。日々精力的に活動している中で、つねにパワフルでしなやかなオーラに包まれている姿が印象的です。
「私の健康や活力のベースは睡眠と運動、食事。更年期以降の女性は免疫力が低下しやすく、疲れが溜まると回復するのにも時間がかかります。皮膚がかゆくなったり、アレルギーの症状が出やすくなったり。体調に影響が出てくるので、忙しくても睡眠時間を確保して、意識的
に休養をとること。今は、23時前には寝てだいたい5時30分に起床しています。
ジムに行く時間がとれないので、夏場は6時くらいから30分ほど愛犬と一緒に歩いたり、シャワーを浴びながらスクワットをするのが習慣。大殿筋など脚の大きな筋肉を鍛えておくと、血流がよくなり代謝も上がります。尿漏れの予防にもつながるのでおすすめです」
食べる楽しみは日々の活力に!
対馬先生が健康のために最も大切にしているのが毎日の食事。
「夏の元気はまさに食事にあり!家族や友人との食事はもちろんですが、一人のときでもバランスを考えて食べるようにしています。彩りも美しくして、1食1食を楽しい思い出にしたいと思っているんです」
とくにしっかり食べるのが朝食。
スープやサラダで野菜を摂り、必ずたんぱく質も摂取しています。
「朝からたんぱく質を摂ると、胃腸が働きやすくなります。パン1枚で済ませている人は、卵やチーズをプラスするだけでもOK。大人世代はたんぱく質が足りていないのでぜひ意識的に取り入れて」
さらに積極的に摂りたいのが赤やオレンジ、黄色など色の濃い野菜。
「カロテノイドやアントシアニンなどが含まれていて、抗酸化作用が高く、肌の老化防止や疲労回復にも効果的。夏バテしやすい季節ほどサラダやスープなどでたっぷり摂るようにしています。彩り豊かな1品があると気持ちも明るくなります」
カロテン豊富な新鮮野菜を指定農場からお取り寄せ
対馬先生の義妹が営む神奈川県藤沢にある「リッチフィールド湘南農場」。
ここで採れたトマトやパプリカなどが詰まった「湘南サラダ野菜ボックス」を定期的にお取り寄せ。
世界基準のGLOBAL G.A.P.認証を取得している安全安心な農場で最先端の農業技術により育てられたサステナブルな新鮮野菜。
農場内には直売所も。地元のマーケットや有名レストランでも人気。
対馬先生が会長を務める「東京銀座新ロータリークラブ」の仲間やクリニックのスタッフたちと農場内のいちご狩りへ。