【大人の和歌山】醬油発祥の地へ! 座禅体験で心も整う大人旅
醤油発祥の地、紀州・湯浅 現存唯一の醬油蔵「角長」
かつては醬油の製造で栄えた湯浅町。100軒以上の醬油蔵が建ち並んでいたそうですが、鎌倉時代から750有余年にわたって伝統の醸造法を現在に伝えているのは角長(かどちょう)さんだけ。
「角長醤油資料館」には、かつて使われていた醬油作りの道具などが展示されています。こちらに掲示されていた説明書きによると、湯浅出身の「お生」さんという女性が宝燈国師のお母さんの身の回りのお世話をしていた縁で醬油の作り方を教わったとありました。
お店では、昔ながらの製法で作られた醬油のほか、パウダータイプの醤油も販売されていました。揚げ物や焼き物などのパリッとした食感を損ねることなく醬油の味わいをプラスできるので、お料理の幅が広がりそうですね。
自分では使いこなせる自信がなかったので、料理家の吉田麻子先生へのお土産にしました。
「フジイチ」の屋号で醤油醸造を営んでいた、旧栖原(すはら)家住宅も見学。昭和57年に廃業するまで、100年余り醬油が作られていたそう。
醬油作りで栄えていたことを思わせる湯浅の街並み。着物を着た人がヒョイッと出てきそうです。
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