【鈴鹿央士さんインタビュー】「初舞台は人生で一度きり。これほど素晴らしい先輩方と同じ舞台に立てるのは運がいい」
舞台ならではのチーム感、一体感を味わう日々
取材に訪れたのは、稽古が始まってから2週間経った頃。舞台の雰囲気が「つかめたようで、つかめていない。そんな感じで」と鈴鹿さん。
「今は、セリフがまあまあ入って…いてほしいです(笑)。まだちゃんとなじんでいないので噛んでしまったり、文字は追えていても、意味を含めて覚えるところまでいっていない感じです」
初舞台ですから、「稽古場に通うのも初めて、稽古場の風景もパンフレットでしか見たことがありませんでした」と言います。
「自分が出る場面ではなくても稽古を見て、ずっと同じメンバーで毎日過ごす。そのチーム感、一体感は映像作品とは違うところです。しかもそこに、大竹さんや宮沢さんがいらっしゃるのは本当に贅沢です。どんな演出を受け、そこから何を取捨選択していくのかを目の当たりにしていますが、それでも頭の中までは覗けません。お芝居を見ればもちろん伝わってくるけれど、そこに至るまでに何を考えたのだろうと……気になります」
大変なスピードで、多くのものを吸収している真っ最中。初日を控えた今、どんな思いを抱えているのでしょうか。
「(山崎)一さんが『今は一幕一幕やっているけど、通しでやると違うし、お客さんの前でやるのもまた違うよ』と。それってどういう感覚だろう? まだわかりませんが、今はそれくらいがちょうどいい気がしています。カメラの前でお芝居するのも、ときに『恥ずかしい…』と思うのに、何百人の方が目の前にいるのはまた別もの、未知の体験です」
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