更年期世代が摂りたい
【蒸し大豆】のレパートリーを広げるアイデアレシピ3選
女性ホルモンと似た働きをすることで知られている大豆イソフラボン。
主に大豆や豆腐などの加工食品に多く含まれています。使い勝手がいいぶん、いつも決まったメニューになってしまうという声も。
自身も更年期世代で、日々体調管理を行っている料理家・牛尾理恵さんに大豆イソフラボンがしっかりとれるレシピを教えてもらいました。
教えてくれたのは・・・
料理研究家
牛尾理恵さん
栄養士、フードコーディネーター。体思いのレシピや誰にでも作りやすい家庭料理に定評あり。著書に『大豆ミートでキレイやせ -初めてでも簡単!おいしく作れるヘルシーレシピ-』(主婦の友社)など。
大豆食品は調理も簡単!
1日75㎎ を目安に摂取を
「大豆には、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするエクオールを生成するためのもとになる成分〝大豆イソフラボン〟が含まれるため、更年期の症状を和らげる効果があります」と牛尾さん。
エクオールは体質によって生成できない人もいますが、それでも大豆食品をとることでメリットもあると言います。
「たんぱく質を多く含んでいるので、肌や髪、爪を健康に保つ効果もあります。ほかにも不足しがちな食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富。更年期以降に増えやすい病気のリスクを下げる効果も期待されています。とはいえ、とり過ぎは禁物。
女性ホルモンが過剰になり、逆にバランスを崩してしまうことも。大豆食品は簡単に調理しやすいので、1日あたり75㎎ を目安に、おいしく続けることを心がけてみて」
つぶし大豆のつくね
ボリューミーなのに高たんぱくでヘルシー
材料
蒸し大豆…100g
長ねぎ…1/3 本
鶏ひき肉…150g
片栗粉…大さじ1
サラダ油…小さじ2
A
しょうゆ・みりん…各大さじ1
かいわれ大根…適量
作り方
1. 蒸し大豆はビニール袋に入れ、すりこ木などでつぶす。長ねぎはみじん切りにする。
2. ボウルに鶏ひき肉と塩を加えてよく練り、粘りが出てきたら1、片栗粉を加えて混ぜ合わせ、食べやすい大きさに丸める。
3. フライパンでサラダ油を中火で熱し、2を焼く。片面を3分ほど焼いたら返し、さらに3分焼く。
4. 3に合わせたAを加えて煮絡める。
5. 器に盛り、根を切り落としたかいわれ大根を添える。
Point 1
細かめにつぶすとなめらかな舌触りに、粗めにつぶすと大豆の食感も楽しめます。
Point 2
ひき肉をしっかり練ってから大豆を入れると、肉だねに大豆が絡まりやすく、崩れにくい。
この記事のキーワード
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中!
※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp