【50代の奈良旅】今年も必見! 奈良国立博物館「第77回 正倉院展」スペシャルな旅のプランもご紹介!
心ときめく“天平ブルー”に見惚れる

第77回 正倉院展のメインビジュアルにも使われているのが中倉70「瑠璃坏 附 受座(るりのつき つけたり うけざ)」。ライティングが素晴らしく、こんなにも透明感があってつややかなんだ! といつまでも離れたくない美しさでした。
ご都合がつけば、実際に目にしていただくことを心からおすすめします。何かで見たことがあるというのと、本物を目にするのとでは全く違う体験です!

北倉150「花氈(かせん)」も、地色のブルーが目をひく宝物。法要の場で用いられたと考えられている、花文様のフェルトの敷物です。魔法のカーペットに乗って、心が奈良時代に飛び立ってしまいそう。

ゆったりとした雲の文様が描かれた南倉148「浅縹布(あさはなだのぬの)」。幕として使われたと考えられています。

藍染の絹紐、南倉82「縹縷(はなだのる)」は、大仏さまの開眼会(かいげんえ。新たに造った仏などの像の完成の際に行う儀式)ゆかりの宝物。
聖武天皇をはじめとする参列者は、大仏さまに目を入れる巨大な筆、中倉35「天平宝物筆(てんぴょうほうもつふで))」に結ばれたこの紐に触れてその功徳にあずかったとされています。

北倉18「藍色瑠璃双六子(あいいろるりのすごろくし)」:上1枚、「浅緑瑠璃双六子(あさみどりるりのすごろくし)」:右下6枚、「緑瑠璃双六子(みどりるりのすごろくし)」:左下6枚は、いずれもガラス製の双六の駒。

双六子は、こちらの北倉37「木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)」とともに、聖武天皇ご愛用の品。私たちが知っているスゴロクとはルールが違うようで、その遊び方を推定する展示パネルもありました。

正倉院展は例年大変混みあいます。事前予約制の「日時指定券」を購入しておきましょう! 時間帯によってはすでに売り切れていますので、ご予定されている方は早めにチェックしてくださいね。
※本記事掲載の写真は、取材先の許諾を得て撮影のうえ掲載しています。「第77回 正倉院展」における展示室内での許可のない動画および静止画の撮影は、禁止されています。
あれもこれも欲しくなる! 正倉院展グッズ
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