【潜入レポ】「DEAN & DELUCA 品川」が日本の食文化を伝えるフラッグシップストアとしてリニューアル！ 厳選尽くしの味と遭遇しよう
世界の「おいしい」を集めた食のセレクトショップ「DEAN ＆ DELUCA」が、ニューヨークのソーホーに誕生したのは1977年。その後、2003年の日本上陸以来、世界各地の本格的な味、洗練されたセレクトに魅了され、多くのファンを獲得したのは周知のこと。今では日本全国にマーケットストア19店舗、カフェ27店舗、オンラインストアを構えるなか、2027年ブランド創設50周年を迎えるその節目に先駆けて、2025年11月1日、ついに品川店がリニューアルオープンしました。
品川店のコンセプトは、ニューヨークや他店舗とはひと味違う「日本らしさ」を体現し、生産者とユーザーを「つなぐ場」となること。思いを同じくする作り手と協業したプリペアードフード（デリ惣菜）約20種や、旬の素材を余すことなく活かしたスイーツ、確かな腕のレストランシェフと作り上げた調味料や食材、日本各地に出向き集めた和食材など、ラインアップは多彩です。
店舗の奥には国内外から取り寄せた選りすぐりのワインがズラリ。こちらは「フードフレンドリーワイン」をコンセプトにした「THE WINE STORE DEAN & DELUCA」。さらなるフレンドリーワインを体現する場として、麻布十番から品川店内へと移転オープンしていました。写真右のバーカウンターでは、いわゆる「角打ち体験」が可能。常時約8種類のワイン、切り立てのタークシャリーやチーズなど約13種類のフードを用意し、お仕事帰りに「軽く一杯」を楽しむことができます。もちろんお気に入りの味を見つけたら、その場でショッピングも。エチケットのデザインもそれぞれ個性的で洒落ていて、ギフトにも喜ばれること請け合いです。
こちらのラックには、和食の要ともいえるお出汁や基本調味料、ごはんのお供に、雑穀、うどんやそばといった麺類など厳選の味が集結。フラッグシップストアとして最大面積と品数を誇る売り場です。ここでは、和歌山・御坊の醤油蔵『堀河屋野村』や、明治36年創業の『うね乃』の出汁など、知る人ぞ知るブランドとの出合いが！食文化の担い手として未来まで続く「おいしい」につながるストーリーをスタッフがしっかり伝えてくれます。
品川店限定品にも注目を。リニューアルオープンを記念して、数量限定で発売されたアイテムのなかには、ルイ14世の結婚式のお祝いとして献上された1660年創業の老舗パティスリーの元祖マカロンや貴重なヴィンテージワイン、フードディレクターでありエッセイストの平野紗季子さんが代表を務める『（NO）RAISIN SANDWICH』が手がけた限定のバナナクリームパイのサンド、和食材を詰め合わせたハッピーバッグなど、あれもこれも手に入れたくなるものばかり。要チェックです。
※品川店限定商品は数量限定のため、なくなり次第終了となります。
ここは単なる店舗ではなく、「日本のDEAN & DELUCA」を発信する新たな拠点。バリスタも、シェフも、サービススタッフも、熱意ある生産者たちの思いをお客様に橋渡しする「伝え手」として、また、美しき食文化を守り広める「担い手」の一人としての意欲を胸に、いきいきとしている様子も印象的です。作り手と手を取り合い、美しき食文化を未来へとつなぐフラッグシップストアとして生まれ変わった「DEAN & DELUCA 品川」。新しい「おいしい」との出合いを求めて、ぜひ一度足を運んでみてはいかがですか。
DEAN & DELUCA 品川
住所：東京都港区港南2-18-1 アトレ品川2F
TEL：03-6717-0935
【マーケットストア】10：00〜22：00
【エスプレッソバー】平日7：00〜22：00（LO21：45）、土日祝8：00〜22：00（LO21：45）
【ワインストア】12：00〜21：30 イートイン15：00〜（LO21：30）
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この記事を書いた人
エディター／ライター久武ミキ
出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー＆ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。
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