カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2026年1月号

2025年12月5日(金)発売
特別価格:1640円(税込) 
表紙の人:中谷美紀さん

2026年1月号

閉じる

記事公開日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

【更年期の養生 Vol.2】眠れない・夜中に目が覚める⋯⋯更年期の不眠に“夜の安眠アロママッサージ”

TSUBO

頭部の熱を降ろすマッサージで安眠を促して

夜の入浴後、まずは白湯で水分補給をして、ソファかベッドで少し休んで軽くほてりを冷ましたら、座位もしくは横になってマッサージをしてください。照明を暗めにした静かな環境で行うとよりよいでしょう。
マッサージは次の手順に沿って、ゆっくりと深く呼吸をしながら「上から下へ、中心から末端へ」なで下ろすように行ってください。

①頭のマッサージ⋯⋯頭部にこもった熱を逃がして、心の興奮を鎮める
オイルを両手の指先につけたら、両手を頭頂部に置いて、指の腹で後頭部から首のつけ根に向かってゆっくりとやさしくなで下ろします。3〜5回繰り返して。その後、首のつけ根の左右のくぼみをそれぞれ親指で5〜10秒押しましょう。

②腕のマッサージ⋯⋯心の熱を手のひらから抜いてゆく
片方の手のひらにオイルをとり、反対側の二の腕の内側から手首、手のひらへ向かってゆっくりなで下ろします。5〜10回繰り返します。その後、手首のしわの小指側に親指をあて、小さな円を描くように10回ほどもみほぐします。反対側も同様に。

③足裏のマッサージ⋯⋯腎へと気を降ろす
足裏にオイルをなじませて、土踏まずから足先に向かってしっかりもみほぐします。仕上げに、足の指を曲げたときにできる足裏のくぼみ(湧泉〈ゆうせん〉のツボ)をゆっくりと押す→離すを10回ほど繰り返しましょう。反対側も同様に。

このマッサージを就寝の1~2時間前に行うと、眠気がスムーズに訪れてくるでしょう。体の熱を海へと押し流すようなイメージで心と腎の循環を促して、深い眠りを手に入れてください。

画像素材/PIXTA

この記事のキーワード

この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター TSUBO

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

執筆記事一覧

Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!