美しき50代【坂井真紀さん】「最近、シワとも仲良くなった気がする」
この夏はドラマ『初恋DOGs』や『僕達はまだその星の校則を知らない』などに出演。
続いて10月からは『ぼくたちん家』、2026年には大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演を控えるなど、50代になっても役者として変わらず、精力的に仕事に臨む坂井真紀さん。現在55歳。
お会いすると透明感にあふれ、20代の頃とあまり変わらない印象です。それでも「年齢を感じる瞬間が増えた」と言います。
笑いをまじえながら、老いについて話す姿も穏やか。そんな自然体な坂井さんが、自分らしく、美しく、健やかでいるための心がけを聞きました。
俳優
坂井真紀さん
1970年生まれ。1992年にデビュー以来、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。新日曜ドラマ『ぼくたちん家』(NTV)や、2026年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演が控える。
疲れを感じるようになった自分に
運動や美容でエンジンをかけています
坂井さんがイメージする美しい女性は『生き方が素敵な人』。
「その方の内面や人生の経験が表情や顔に出てくると思っています。俳優として表舞台に出る以上、人に見られることを意識して体も肌も整えておかないといけないけれど、やっぱり年齢とともにそれなりに悩みも増えてきますよね。
肌にハリがなくなったり、シワが増えるのが嫌だったときもあったけれど、最近は自分の老いとも仲良くなれてきた気がします。年相応でいるのもいいんじゃないかなと感じるんです」
憧れの人で思い浮かぶのは樹木希林さんとフランス人女優のシャルロット・ゲンズブール。
「自分を持っていて、いいシワが表情に刻まれている方に惹かれます。ノーメイクでも清潔感は意識したい。そのぶん肌のお手入れはちゃんとしたいと思っていますね。41歳で出産をして子どもが小さな頃はかまけていたけれど、最近はできることを続けるように。美顔器を使ったり、月に1度ピーリングにも行っています。ピーリングは昔から肌に合っているみたいで、透明感が出る気がしています」
ここ最近はドラマ出演が続き、多忙な日々を送る坂井さん。
「55歳になり、明らかに去年よりも疲れを感じるようになりました。仕事中は気が張っているので大丈夫だけれど、家に帰ると疲れが体にまとわりついているような感覚になることも」
そんなときはじっとしているより、体を動かして、エンジンをかけるようにしているそう。
「筋力が落ちないよう近所のジムにサッと行って20分くらい筋トレをして帰ってきます。家事や仕事の合間に気軽に行けるのが良いですね。最近はホットヨガにも挑戦中。水泳やピラティスといろいろ経験してきたけれど、忙しいとつい行かなくなってしまって。無理に続けるのではなく、気分で興味のあることをやってみるようにしています」
毎日の食事は、美容や健康を意識して丁寧に。
「老廃物の排出や栄養素の運搬がスムーズになるよう1日に2Lの水を飲むように意識。野菜と魚中心の献立を考えて、食物繊維は野菜から、血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸は魚から摂る
ようにしています」
年齢に抗うのではなく、体を大事に使っていくために努力を続ける。それが坂井さんのナチュラルな美しさを保つ秘訣のようです。
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