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大人のおしゃれ手帖 7月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年7月号

2024年6月7日(金)発売
特別価格:1390円(税込)
表紙の人:鈴木保奈美さん

2024年7月号

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アートに会いに
『宮城壮太郎展 ―使えるもの、美しいもの』

世田谷美術館 宮城壮太郎展 ―使えるもの、美しいもの

〝デザイン〟は、鑑賞するためだけではなく、暮らしのなかにあって、より彩りを増したり、毎日を豊かにしてくれるものでもある……
その価値を間近に感じられる展覧会です。


 実は手にして、使っているかも……暮らしに溶け込む美品

「宮城壮太郎は、アスクルのオリジナル商品からホテルのサインまで、多くの人の日常に関わる、さまざまなものをデザインしました。しかし、あまり名前が表に出ないタイプのデザイナーかもしれません。

それでも宮城氏は、本当に必要かつ自分も欲しいものをデザインし続けました。そして、それらの過剰な装飾を排した製品たちは、私たちの日々の暮らしのなかにあって、日常を整えていきます。宮城壮太郎の仕事を見直すことで、デザインについて考えるきっかけになると思います」と、学芸員の野田尚稔さん。

これは見るべき! と挙げてくれたのは「オールラウンドボウルズ」[チェリーテラス]。

「ボウル(ステンレスとガラス)とザルが組み合わさっており、蓋もついて、すべてを重ねるとひとつの塊になる、すぐれものです。ガラスのボウルはサラダスピナーの一部にもなります。狭い台所でも、料理に必要な道具が、効率よく収納できるよう、考案されました。ザルは金網のみで、補強するための部品はついていません。金網のみで自立できるザルを作ることができる工場を探すことから始めたと聞いています。現在は、部品を減らしもう少しコンパクトにして販売されています。きれいに重なるから、ボウルやザルを個別で購入する方も多いそうです」

トップ掲載作品:オールラウンドボウルズ 2005年[チェリーテラス]

 

教えてくれたのは・・・
世田谷美術館学芸員
野田尚稔先生
2003年より現職。『石山修武と12の物語』展(2008年)、『橋本平八と北園克衛』展(2010年)、『榮久庵憲司とGKの世界』展(2013年)、『ブルーノ・ムナーリ』展(2018年)などを担当。

『宮城壮太郎展 ―使えるもの、美しいもの』

場所:世田谷美術館
開催 :9月17日(土)〜11月13日(日)
開館 :10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
閉館 :月曜日(※9/19、10/10は開館。9/20、10/11は閉館)
050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/

こちらの展覧会にも注目!

Bunkamura ザ・ミュージアム『イッタラ展  フィンランドガラスのきらめき』

『イッタラ展  フィンランドガラスのきらめき』

フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラの、日本初となる大規模巡回展。
イッタラの140年におよぶ軌跡を450点以上の作品を通して紹介。
イッタラのアートの創造性、歴史や美学に迫ります。
9月17日(土)〜11月10日(木) Bunkamura ザ・ミュージアム https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/

大人のおしゃれ手帖2022年10月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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