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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年1月号

2025年12月5日(金)発売
特別価格:1640円(税込) 
表紙の人:中谷美紀さん

2026年1月号

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【50代の京都旅】伊根に天橋立も! 大注目の“海の京都”で絶景と海の幸を満喫

ふなつあさこ

のびやかな気分になれる 伊根の舟屋散策

海の京都 伊根の舟屋

京都府、丹後半島の北東部に位置する伊根町の伊根浦地区には、約230軒の舟屋が建ち並んでいます。舟屋とは、海に面して建てられた家の1階が船着場になっている建物。昔は海辺には珍しくない建物だったそうで、日本各地に現存もしていますが、これだけ多くの舟屋が残っているのはここだけ。国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。

多くの舟屋は、現在でも住んでおられたり、お仕事で使われたりしている個人の私有地。インバウンドの観光客もたくさん見かけましたが、プライベートなエリアに立ち入ったりせず、良識を持って見て回りましょう。

海の京都 伊根 向井酒造01

そんな伊根町では、江戸時代中期、宝暦4年(1754)創業の老舗、向井酒造に立ち寄りました。舟屋を仕込み蔵として使ってはるそうで、日本で一番海に近く、日本で一番狭い酒蔵なのだとか。

海の京都 伊根 向井酒造02

向井酒造の名を全国に知らしめたのが、写真右の冷蔵庫左上の「伊根満開」。古代米(紫黒米)を配合した、赤い日本酒! ちなみに私は、写真左の冷蔵庫左下の伊根名物「さばへしこ」を購入しました。へしことは、青魚を塩漬けにし、さらに糠漬けにしたもの。

海の京都 伊根 向井酒造03

向井酒造のオリジナルグッズもかっこいい! 去年も丹後地方を取材しましたが、こちらにも丹後の名産品であるちりめんのトートバッグが並んでいました。

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編集者 ふなつあさこ

編集者ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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Instagram:@asa_ship

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