収納のプロたちのリアルな「クローゼット」を拝見!
大掃除・整理収納のヒントが満載
鈴木尚子さんの場合
色別に並べるなど、選びやすく、コーディネートしやすい工夫を
表に出る職業柄、衣類はどうしても増えてしまうという鈴木さん。
コーディネートのしやすさを考慮し、シューズやアクセサリーは見やすさを重視した収納に。
洋服は、今着る“スタメン”と季節外の“控え”に分け、スタメンは、丈の長さで分けた後、いちばん取り出しやすい場所に色別で収納しています。
「スタメンと控えが混ざっていると、着たい服を見つけづらく、出し入れもしにくいんです」。控えはクリーニング預けにしたり、ボックスに収めて上部の棚へ。出番の少ないハレの日用の服は、衣装カバーに入れて仕舞うことでホコリから守れて、さらに“スタメン”に意識を集中できると言います。
上にトップス、下にボトムスを収納。さらに丈の長さで分けつつ、色別にグラデーションで配置。
「色別にすると、コーディネートがしやすく、出すのもの仕舞うのもラク!」
ブーツの筒丈やヒールの高さに合わせて棚板を調整
玄関の奥にある鈴木さん専用のシューズクローゼット。
ロングブーツ、ハイヒール、スニーカーとアイテムに合わせて棚板の高さを調整し、整然と美しく収納。
アクセサリーはシリコンカップで分けつつ保護

ベルトは中が見やすいメッシュかごにイン
ベルトは吊るすと取りにくさを感じていたので、丸めてスチールのメッシュかごに収納。
ぽんぽん放り込めて片付けやすく、中が見えるので、取り出しもスムーズ」
岡本あつみさんの場合
家族5人ぶんを1か所に
赤い空間で1日の始まりを景気づけ
壁にイケアの棚とハンガーポールを取り付けてウォークインクローゼットにした小部屋は家族5人で共用。
「割り当てスペースは、娘の成長とともに変化してきましたが、今はいちばん奥が私のスペース。手前が夫、反対側に娘たちの服がかかっています」。
このクローゼットの最大のポイントは真っ赤な壁紙とモノトーンのランプシェード。リノベーションのとき、好きなテイストがたくさんあったため、部屋ごとに色とテーマを変えたとのだとか。
「朝の身支度をする部屋なので、ビビットな赤で元気づけ、ワクワクした気持ちで服を選べるようにしました」
引き出しの中は立てて収納して一目瞭然に
引き出しの中はインナーをたたんで収納。
ハンカチなどはイケアのプラダンケースを並べて仕切りに。「立ててしまうと中が乱れず、取り出しやすいんです」
歴史を感じさせる遺品のジュエリーボックス
ゴブラン織りのジュエリーボックスは1973年に資生堂花椿会の記念品として配布された非売品。
「亡くなった母の愛用品で可愛いので私が受け継いで使っています」
棚やボックスだけでなくハンガーもイケアで統一
棚上に並んだ季節外の服を入れたボックスもハンガーもすべてイケア。
「ハンガーが揃っているだけで、見栄えも格段に良くなり、おしゃれへの意欲が湧いてきます」
着ていたアウターは仮置き場に吊るして湿気をオフ
窓際に設置したポールは、帰宅して脱いだアウターやアイロンがけするシャツの仮置き場に。
photograph: Misato Iwasaki(p30), Yusuke Shirai(p31)
大人のおしゃれ手帖2025年12月号より抜粋
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