1年のしめくくりには、自分自身へ花を贈る【連載vol.5 ー今日花(こんにちばな)通信ー】
自分自身へ贈る、やさしい気持ちになれる花
1年がんばった自分へ、花を贈るなら?
私は、日常の中に自然と溶け込むような、やさしい色合いの花を選びます。
たとえば、白や淡い黄色のチューリップやラナンキュラス。
色だけでなく、蕾から咲ききったあとまで、表情、姿がどんどん変わっていく魅力的な花です。
そんな花同士が主張し合うのではなく、それぞれの個性が同じ空間にあることを心がけ、ラナンキュラスのやわらかな重なりやチューリップの首をかしげるような動きに、オキシペタルムの小さな白い花が静かに寄り添うようにいけました。
撮影/吉原友美 編集・文/柳澤智子(柳に風)
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この記事を監修した人
「PAUSE」主催吉原友美
「日々の暮らしの中に、ひと休みできる時間を」
との思いから、小休止を意味する「PAUSE(パウズ)」を屋号に、花の配送、出張生花店、空間装花、ワークショップを開催。神奈川県三浦郡葉山町にアトリエをかまえ、日常と心に寄り添う花を提案する。
撮影/安彦幸枝
Instagram:@pause_story_




