【大人の京都旅】京都の街中で体験する非日常「ヒルトン京都」宿泊レポ ビジター利用可能なグルメもイチオシ!
賑やかな京都の街から一歩足を踏み入れれば、そこは非日常のおもてなし空間

京都の中心街に位置し、その街並みに馴染むシックな外観のヒルトン京都。路地(京都では「ろーじ」と読みます)のようなエントランスをちょっとドキドキしながら進みます。

一歩中に入ると、そこには5階まで吹き抜けになったハイホテルらしいラグジュアリーな空間が広がります。

その中央に鎮座する巨石は、古社寺の手水鉢をイメージしたもの。くぼみがつややかに加工されていて、本当に水をたたえているかのよう。
この石は内装設計を手がけたインテリアデザイナーの橋本夕紀夫さんが選んだ、仙台・大蔵山の伊達冠石で、フロントなどホテルの各所に取り入れられています。鉄分が多く含まれていて、時を重ねるごとに味わいを増していくこの石には、長く京都で愛されるホテルでありたいという願いが込められているのだとか。

内装デザイン全体は「京都SYNAPSE((シナプス)」をコンセプトに、歴史と時代、伝統と革新、人と人が交差するイメージを、京都の伝統産業のひとつである西陣織をモチーフに具現化。
ロビーの壁に格子状に配されているのも、2色の糸で織られた組み紐で包まれたパイプ。エレベーターホールの奥に据えられた、西陣織の織機を使ったアート作品から織り出されているように見えるんです。
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