ミナペルホネンの展覧会「つぐ minä perhonen」に行ってきました♪
~毎日ごきげん帖Vol.15~
「特別な日常着」となる一着を。思い出の詰まった12点の服をリメイク

私が一番印象に残ったのが、公募した中から選ばれた12点の服をリメイクした展示です。
リメイク前の写真とリメイク後の洋服が並んで展示され、その服にまつわるエピソードやリメイクの際の提案内容などが添えられていました。
服の持ち主が、その服とともにどんな時間を過ごしてきたのか、またこれからどんな時間を過ごして行くのか、人生という物語が垣間見えるよう。
つらい思い出のあるお洋服に「この柄と一緒に過ごすことで、これからの時間がより良いものとなるように」と願いながら、素敵なプリント柄を裏地に足したというリメイク
年齢の変化に合わせて「裾を長くした」リメイクが多かったのも興味深かったです。
私が持っているワンピースも、年月を経てスカート丈の短さが気になり、出番が少なくなっていましたが、リメイクまではできなくても、年齢に合った着こなし方の工夫をして、着続けてもいいんだなと思えました。
パンツを合わせるなどして、今の自分に合う新しい着方を楽しんでみようと思います。

皆川明さんの「せめて100年続くブランドを」という“作り手”の想いや、「一着の服を長く着て欲しい」という“着る人”への願いが伝わってくる温かい展覧会でした。
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この記事を書いた人
読者ライター河合 麻子
北欧の食器や雑貨、ヴィンテージのマリメッコなど掘り出し物を求めてのみの市やフリーマーケットなどに出かけることが大好き。夫と子ども2人の4人暮らし。北欧雑貨やプチプラアイテム、グリーンを取り入れた暮らしのアイデアを発信中!




